1928 第七高等学校入学選抜試験MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

1928 第七高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【1】  x2 -x+p x 3+x 2+x+ 3+p とが四次の最小公倍数を有する様に p の値を定めよ.

1928 第七高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【2】 次の連立方程式を満足する x y の実数値を求めよ.但し a は正数とす.

y2 = x2 (a +x) a-x x 2-a x-a2 =0

1928 第七高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【3】  b2 -4a c>0 ならば a x2 +b x+c の値は正とも負ともなることを証せよ.且つ a >0 として,此式の値を正ならしむる x の値の範囲を求めよ.但し a b c は定まれる実数にして x の値は変動するものとす.

1928 第七高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【4】 甲乙二人 AB 両地間を往復するに,甲が A 地を出発すると同時に乙も B 地を出発し B 地を距る 3 粁の C 地に於て両人相会せり.それより甲は B 地に向ひ乙は A 地に向ひ,各先方に到着して直に引き返すものとす.而して甲が A 地に帰着せるは C 地にて両人相会したる時より一時十五分を経たる時にして,此時乙は尚 A 地を距たる 3 粁半の地点にありたりといふ.両地間の距離を求めよ.

1928 第七高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【5】 等差級数と等比級数とあり.其初項は正数にして相等しく,其第 ( 2n+ 1) 項も相等しといふ.第 ( n+1 ) 項は何れが大なるか.

1928 第七高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【6】  AB CD を円 O の互いに垂直なる直径とす. D を中心とし DA を半径とする円弧と OC との交点を E とすれば,二つの円弧 AEB ACB の間に囲まれたる部分の面積は三角形 ABD の面積に等し.之を証明せよ.

1928 第七高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【7】  AB を定円の定弦とし, P を弧 AB の中点とす. P より直線を引き,これと弦 AB 及び円周との交点を夫々 B 及び E とす.次に PD に等しく弦 PF をとり EF AB の交点 G とすれば PG AB EF の交角を二等分す.之を証せよ.

1928 第七高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【8】 互いに平行なる二直線 XY X Y 及び一点 P を与ふ. XY X Y に共通なる垂線 AB を引き角 APB を最大ならしめよ.

inserted by FC2 system