1929 第二高等学校入学選抜試験MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

1929 第二高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【1】 積が 540 にして 1 以外の公約数を有する正の二整数の組を悉く列挙せよ.

1929 第二高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【2】(1)  a b は一つの事柄に於てはそれぞれ一つの定まれる実数を表はすもの(常数又は定数とも云ふ), x は種々の実数を表はすもの(変数とも云ふ)なるとき次の如き形の式にて表はさるる量の実例を各々に就きて一つずつ挙げよ.

(A)  ax

(B)  ax +b

(C)  ax 2

1929 第二高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【2】(2) 北半球に於ては陸の面積の海の面積に対する比は 2 :5 にして南半球に於ては陸と海との面積の比は 3: 25 なりと云ふ,地球の全表面に於ける陸と海との面積の比如何.

1929 第二高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【3】(1) 辺の長さ 10 糎の正方形 ABCD に内接せる正三角形 AEF の面積を求めよ.

1929 第二高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【3】(2) 半径 10 糎なる円周を 3 :4:5 に分つ点を, A B C とせば三角形 ABC の面積如何.

1929 第二高等学校

選抜試験

代数及平面幾何

易□ 並□ 難□

【4】 平面上に於て一つの図形 A が条件 B に適する点の軌跡なることを断定するために証明すべき二つの事柄を述べ,その何れの一つを欠くも不可なることを示す例(図形)を各々の場合に就いて一つずつ挙げよ.

inserted by FC2 system