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1931-20020-0101
1931 姫路高等学校
選抜試験
平面幾何
易□ 並□ 難□
【1】 O を定円の中心とし,この円の切線 TPQ が O を過る他の定円 O ′ と交る点を P , Q とすれば OP , OQ の包む矩形の面積は一定なる事を証明せよ.
1931-20020-0102
【2】 相交る二円 O ,O ′ あり.其一つの交点 A を過る直線を引き, O 円にて切り取らるる弦と O ′ 円にて切りとらるる弦との長さの比を 2 :3 ならしめよ.
1931-20020-0103
【3】 円周上の一点 A より直径 AB 及び切線 AC を引き,別に C より切線 CD を引き, CD の切点 D より AB に垂線を下し,其足を E とすれば,線分 DE が CB を結び付くる直線によりて二等分せらるる事を証明せよ.
1931-20020-0104
【4】 一直線上に二定点 A ,B あり.其距離を a とす.此直線上に点 P を取り,両点に至る距離の平方の差を一辺 k なる正方形に等しからしめよ.