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1960 東京大学 1次試験
文科
【1】 次の の中に適当な数を記入せよ.
三角形 ABC の辺 BC ,CA ,AB の中点をそれぞれ L , M ,N , 直線 MN ,NL ,LM の方程式をそれぞれ 2⁢ x-4⁢ y-3= 0, 2⁢x +2⁢y -3=0 , 4⁢x -2⁢y -9=0 とするとき,三点 L , B , C の座標はそれぞれ
L ( (1) , (2) ) , B ( (3) , (4) ) , C ( (5) , (6) )
である.
【2】 次の の中に適当な数を記入せよ.
a ,b ,c が定数であるとき, x ,y の式 a⁢ x+(a+ b)⁢y +(a+ b+c) の,三点 A (1, 1) ,B (2, 2), C (3, 4) における値がすべて 1 となるならば,
a= (7) ,b= (8) ,c= (9)
【3】 次の の中に適当な数を記入せよ.
x 軸の正の部分に接する円が,直線 4⁢ x+3⁢ y-4= 0 に点 ( 4, (10) ) で接するならば,その円の中心の座標は ( (11) , (12) ) である.
【4】 次の の中に適当な数を記入せよ.
三次式 x3 +A⁢ x2+ B⁢x+ 2 が二次式 x2 +a⁢ x+b (ただし a< b )でも x 2+b⁢ x+a でも割り切れるならば,
A= (13) , B= (14) ,a= (15) ,b = (16)
【5】 次の の中に下のイロハのうちの適当なものを記入せよ.
(ⅰ) 0<x< 6 の範囲で f⁡ (x)= x2- 5⁢x と g⁡ (x)= x-1 との大きさを比べると (17) .
(ⅱ) 0° <x<90 ° の範囲で f⁡ (x)= 1-cos⁡ x と g⁡ (x)= sin2⁡ x との大きさを比べると (18) .
(ⅲ) 0° <x<45 ° の範囲で f⁡ (x)= tan⁡x+ cot⁡x と g⁡ (x)= 2 との大きさを比べると (19) .
(ⅳ) 1<x の範囲で f⁡ (x)= log2⁡ x と g⁡ (x)= x-1 との大きさを比べると (20) .
イ f⁡(x ) は g⁡ (x) よりつねに大きい.
ロ f⁡(x ) は g⁡ (x) よりつねに小さい.
ハ イ,ロのどちらでもない.
理科・衛生看護学科
x が不等式 xx-1 <- 1 を満たすあらゆる実数値をとるとき,函数 1x , x2- x-3 x-2 のとる値の範囲はそれぞれ不等式
(1) < 1x< (2) , (3) < x2- x-3 x-2 < (4)
で表わされる.
α を正の定数とし,連立方程式
{ 3⁢x+ 2⁢y= 5x -α⁢y =7
の解 x= x1 ,y= y1 と,連立方程式
{ 3⁢x+ 2⁢y= 5x +α⁢y =7
の解 x= x2 ,y= y2 との間に y2 =x1 +1 という関係があるならば,
α= (5) ,x1 =(6) , y1= (7) ,x 2= (8)
【3】 次の(ⅰ),(ⅱ),(ⅲ),(ⅳ)において, A 欄の二式がともに成り立つために, B 欄の二式がともに成り立つことが
必要十分であるときは イ
必要であるが十分でないときは ロ
十分であるが必要でないときは ハ
必要でも十分でもないときは ニ
を C 欄の の中に記入せよ.ただし x ,y は実数を表わす.
円 x2 +y2 =4 と直線 x= -1 で囲まれた弓形のうち,大きい方を ACB とする.弧 ACB 上に二点 P , Q をとり,線分 PQ を折り目として,図のように弓形 PCQ を折り返し,点 D (- 1, 12) で弦 AB に接するようにすれば,円 PDQ の中心の座標は ( (13) , (14) ) , 弦 PQ の中点の座標は ( (15) , (16) ) である.
【5】 次の の中に適当な整数を記入せよ.
log2⁡ 23 の小数第一位以下を切り捨てると (17) となる.
log4⁡ 31 の小数第一位以下を四捨五入すると (18) となる.
log3⁡ 140 の小数第一位以下を四捨五入すると (19) となる.
log5⁡ 56 の小数第一位以下を四捨五入すると (20) となる.
ただし 3 =1.732⋯ ,5= 2.236⋯ である.