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1966-10007-0101
1966 室蘭工業大学
易□ 並□ 難□
【1】 a ,b を実数とするとき,平面上の集合
A= {( x,y ) | x+y≧ 0} , B= {( x,y) | 2⁢x- y≧a }, C ={ (x, y) | x+b⁢ y+1≦ 0}
について,
(1) A∩ B を図示せよ.
(2) A∩ B∩ C が空集合となるような点 ( a,b ) の存在範囲を求めよ.
1966-10007-0102
【2】(1) 複素平面上の正 3 角形 ABC の 2 頂点 A ,B が表す複素数をそれぞれ α , β とすれば,頂点 C が表す複素数は β +(β -α) ⁢ω であることを証明せよ.ただし, ω は 1 の立方根のうち実数でないものを表す.
(2) 1 辺の長さが a に等しい正 3 角形 ABC が図の位置にあるとき,(1)の結果を用いて,頂点 C が表す複素数を a と θ とで表せ.
(3) (2)の正 3 角形 ABC の 2 頂点 A , B がそれぞれ x 軸, y 軸の正の部分を動くとき,頂点 C の軌跡を求めよ.ただし,逆証は不要.
1966-10007-0103
【3】 a ,b を実数とするとき, x に関する方程式
a⁢cos ⁡x+b ⁢cos⁡2 ⁢x=0
は, 0 と π との間に実根をもつことを証明せよ.
1966-10007-0104
【4】 n=1 , 2 ,3 , ⋯ に対して
an ⁢xn +an -1⁢ xn- 1+⋯ +a1 ⁢x=cos ⁡n⁢π
を満足する数列 { an } がある.
(1) an を x で表せ.
(2) ∑n= 1∞ an が収束するための実数 x の範囲を求め,この級数の和のグラフをかけ.
1966-10007-0105
【5】 放物線 y =x2 を y 軸のまわりに回転してできる曲面を内壁とする容器に水を入れ,回転軸を鉛直に保ちながら,底の小穴から水を流出させたら, 30 分で水面の高さが半減した.容器が空になるまでにはあと何分かかるか,小数第 1 位まで正しく求めよ.ただし,水が流出する速さは水面の高さの平方根に比例するものとする.