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1979 共通一次試験 追試験

数学I

配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】 一つの正六角形の辺と対角線とは合計 アイ 本ある.これらの線分全体から異なる 2 本の線分を選ぶ組合せは ウエオ 通りである.これらのうち

(ⅰ) 選んだ 2 本の線分が平行である場合は カキ 通りである.

(ⅱ) 選んだ 2 本の線分が頂点以外の点で交わる場合は クケ 通りである.

1979 共通一次試験 本試

数学I

配点45点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】 下ののおのおのには,問題と,それぞれに対応するある人の答案(推論と答)をあわせて掲げてある.おのおのの答案の適否を,次の(ⅰ)〜(ⅲ)の区分に従って答えよ.(したがって,各解答欄には三つずつのマークが入る.)

(ⅰ) (推論)で述べていることを,(問題)の解答とは無関係に判断すれば,

(ⅱ) (答)に書いてあることが,(問題)の最終解答として正しいかどうかを,(推論)とは無関係に判断して,

(ⅲ) (推論)と(答)の関係について,

(問題) x2- 10x+ 25=0 を解け.

(推論)左辺 f( x)= x2- 10x+ 25 を考えると, f(1 )=16 f (2 )= 9 f( 3)=4 f(4 )=1 f (5 )= 0 である.

(答) x=5

(問題)正三角形 ABC と長方形 DEFG とがあり,両者の周の長さは互いに等しく,長方形の二辺 DE EF の長さの比は 2: 1 であるという. ABC DEFG の面積はどちらが大きいか.

(推論)周の長さを 6 a とすると, DE= 2a EF= a であるから DEFG= 2a2 .また, AB=BC =CA=2 a ABC=60 ° であるから,正三角形の高さは 2 a× 3 2= 3a .したがって

ABC= 3a × 2a= 23 a2 >2a 2

(答) ABC の面積の方が大きい.

(問題)サイコロが二つあり,どちらのサイコロについても, 1 から 6 までの目の出る確率は 16 ずつであるという.この二つを同時に振ったとき,二つとも奇数の目がでる確率を求めよ.

(推論)二つを振ったとき,出た目の奇数,偶数で場合を分けると, 二つとも奇数, 二つとも偶数, 一つが奇数,他の一つが偶数,の三つの場合に分けられる.

(答)求める確率は 13 である.

1979 共通一次試験 本試

数学I

配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】 直線 x+ 3 y=a a は定数)と,円 x 2+y 2=1 とが,相異なる二点で交わるための必要十分条件は

アイ < a< ウエ

である.この条件がみたされるとき,その二つの交点を P ( x1, y1 ) Q ( x2, y2) と表せば, x1 x2 は二次方程式

4x2 - オカ x+ 2- =0

の二根(二つの解)であり, y1 y2 は二次方程式

4x 2-2 3a x+ 2- =0

の二根である.

 また, P Q がともに第 1 象限にあるための必要十分条件は

<a<

である.

1979 共通一次試験 本試

数学I

配点35点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】 変数 θ 0< θ π4 の範囲を動くとき, θ の関数 t= tanθ + 1tan θ を考える.

(ⅰ)  t のとりうる値の範囲は t< である.

(ⅱ)  t を用いて sin θcos θ sinθ+ cosθ sin θ-cos θ を表すと次のようになる.

1979 共通一次試験 本試

数学I

配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【5】  c が定数で, f は点 (x, y) を点 (x- y+1, cx+ 2y ) にうつす写像とする. f による三点 O (0, 0) A ( 1,0 ) B (-1 ,2) の像を,それぞれ O A B とする.

(ⅰ) もし O A B が直線 y= アイ x + 上にあれば, c= エオ である.

(ⅱ) もし A O B =90° ならば, c または に等しい.

(ⅲ)  d が定数で, g は点 (x, y) を点 (y- 2,-x +d) にうつす写像とするとき,もし点 B =f (B ) g によって A にうつされるならば, c= d= ケコ である.

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