Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
1985年度一覧へ
大学別一覧へ
室蘭工大一覧へ
1985-10007-0101
1985 室蘭工業大学
易□ 並□ 難□
【1】 平面上で中心 ( 1,0 ), 半径 a の円を C とする. C 上の点 P ( x,y ) に対して行列 A , B を A =( xy+ 2y -22 -x ), B=A 2-2⁢ A と定める.
(1) 行列 B は単位行列 E の実数倍 k ⁢E と表されることを示し, k を a で表せ.
(2) 円 C 上のすべての点 P に対して行列 A 4 が一定の行列となるように C の半径 a の値を定めよ.
1985-10007-0102
【2】 どの 3 点も同一直線上にない空間の 4 点を O , A , B , C とする.
(1) ベクトルの長さの間に
| OB→ | 2- |OC →| 2= | AB→ |2 - |AC → |2
の関係があるとき,ベクトル OA → と BC → は垂直であることを証明せよ.
(2) (1)の関係が成り立ち,ベクトル OA → と OC → のなす角を 60 ⁢° , |OB →| =3 ,| OC→ |= 2, |BC →| =5 とし,直線 OA 上に点 D をベクトル OA → と DC → が垂直となるようにとる.そのとき,ベクトル DB → と DC → のなす角を θ として, cos⁡θ の値を求めよ.
1985-10007-0103
【3】 f⁡( x)= x2+ x-2 とする. 2 曲線
y=f⁡ (x ) ⁢f⁡( x+1 ), y=2 ⁢(x +1) ⁢f⁡( x)
で囲まれる部分の面積を求めよ.
1985-10007-0104
【4】 数列 { xn } は不等式
{ 4⁢ xn+1 -3⁢ xn< 22 ⁢xn +1- xn> 2 ( n= 1 ,2 , ⋯ )
を満たす.
(1) xn+ 1-2 <( 34 )n ⁢( x1-2 ) ( n=1 ,2 , ⋯ )
を示せ.
(2) limn →∞ xn を求めよ.
1985-10007-0105
【5】 関数 f ⁡( x) はすべての実数に対して定義され最小値 4 をもつ.曲線 y =f⁡( x) 上の任意の点 ( x,f⁡ (x ) ) における接線は点 ( x+1, x+1 ) を通る.
(1) g⁡( x)= f⁡( x)- x とおくとき, g′⁡ (x )+g ⁡(x )=0 であることを示せ.
(2) f⁡( x) を求めよ.