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1985 東京大学

文科

易□ 並□ 難□

【1】  a b a2 +b2 0 なる実数とし,

A= 1a2 +b2 ( a2 ab ab b2 ) I= (1 0 01 )

とおく.行列 A3 (I- A)2 の表す一次変換による P (x, y) の像を,それぞれ Q R とする.ただし, Q R はいずれも P と一致しないものとする.

(1)  QPR の大きさを求めよ.

(2)  PQR の面積を a b x y を用いて表せ.

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文科

易□ 並□ 難□
1985年東大文科【2】の図

【2】 図において, ABCD 1 辺の長さが 1km の正方形で, M N はそれぞれ辺 CD DA の中点である.

 いま,甲,乙は同時にそれぞれ A B を出発し,同じ一定の速さで歩くものとする.甲は図の実線で示した道 AMB 上を進み,乙は実線で示した道 BNC 上を進み, 30 分後に甲は B に,乙は C に到着した.

 甲,乙が最も近づいたのは出発後何分後か.また,そのときの両者の間の距離はいくらか.



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文科

理科【3】の類題

易□ 並□ 難□

【3】  n 2 以上の整数とする. xn+ ax+ b a b は実数の定数)の形の多項式 f (x)

-10 f(x )dx= 0 -11 f (x) dx=0

を満たすものを考える.この f (x) に対して

F(x )= - 1x f (t) dt G (x)= -1x F (t) dt

とおく. G(x ) が極大または極小となる点 x と,その点における G (x) の値を求めよ.

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文科

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【4】  t を正の数とする. xyz 空間において,点 (t ,t,0 ) P とし, x 軸を含み点 (t ,t ,1) を通る平面に関して P と対称な点を Q y 軸を含み ( t,t, 1) を通る平面に関して P と対称な点を R とする.また,原点を O とする.

(1)  Q R の座標を求めよ.

(2)  4 O P Q R を頂点とする 4 面体の体積を求めよ.

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理科

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【1】  a1 とする. xy 平面において,不等式 0 x π2 1 yasin x によって定められる領域の面積を S 1 不等式 0x π 2 0 ya sinx 0 y1 によって定められる領域の面積を S2 とする. S2 -S1 を最大にするような a の値と, S2 -S1 の最大値を求めよ.

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理科

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【2】  xy 平面において, O を原点, A を定点 ( 1,0) とする.また, P Q は円周 x 2+y 2=1 の上を動く 2 点であって,線分 OA から正の向きにまわって線分 OP にいたる角と,線分 OP から正の向きにまわって線分 OQ にいたる角が等しいという関係が成り立っているものとする.

 点 P を通り x 軸に垂直な直線と x 軸との交点を R Q を通り x 軸に垂直な直線と x 軸との交点を S とする.実数 l 0 を与えたとき,線分 RS の長さが l と等しくなるような点 P Q の位置は何通りあるか.

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理科

文科【3】の類題

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【3】  t を正の数とする. xyz 空間において,点 (t ,t,0 ) P とし, x 軸を含み点 (t ,t,1 ) を通る平面に関して P と対称な点を Q y 軸を含み点 (t ,t,1 ) を通る平面に関して P と対称な点を R とする.また,原点を O とする. 4 O P Q R を頂点とする 4 面体の体積を求めよ.

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理科

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【4】  a b を実数とし, A=( a 0a -bb ) とおく.

(1) 行列 An n= 1 2 の表す 1 次変換による点 P ( 12, 0) Q ( 12, 1) R (1, 1) の像をそれぞれ P n Qn Rn とし, fn= 3P nQn 2 +2 QnRn 2 +2 RnP n2 とおく.(ここで, CD は線分 CD の長さを表す.) fn a b を用いて表せ.

(2)  a=1.1 b= 11.1 であるとして, fn の値を最小にするような自然数 n を求めよ.

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理科

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【5】  0 または正の整数の値をとる変数 X Y がある. X が整数 n n0 の値をとる確率と, Y が整数 n n 0 )の値をとる確率は,ともに pn であるとする. (ここで, n=0 pn=1 である.) いま,任意の整数 m n m 0 n 0 に対して, X=m なる事象と Y= n なる事象は独立であり,また, X+Y =n となる確率は ( n+1) p n+1 に等しいという.このとき, pn n=0 1 2 n =0 n pn の値を求めよ.

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理科

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【6】  xyz 空間において,点 (0, 0,0) A (8 ,0,0 ) B (6 ,2 3,0 ) C とする.点 P ABC の辺上を 1 周するとき, P を中心とし半径 1 の球が通過する点全体のつくる立体を K とする.

(1)  K を平面 z= 0 で切った切り口の面積を求めよ.

(2)  K の体積を求めよ.

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