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1989 東京医科歯科大学

易□ 並□ 難□

【1】  xyz 空間に点 A (- 1 3, -14 3, -2 3) と球面 S0 x2 +y2 +z2 =1 とがある.また,曲面 y2= x x y 平面と交わってできる曲線を C とする.

(1) 点 P が球面 S 0 上を動くとき,線分 AP 4 :3 に外分する点 Q のつくる曲面 S の方程式を求めよ.

(2) 点 R が曲線 C 上を動き,点 T が(1)の曲面 S 上を動くとき,線分 RT の長さの最小値を求めよ.

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【2】(1)  f( x)= x h (x )= x2 sinx とするとき,次の条件(a),(b)を満たす関数 g (x ) を求めよ.

(a)  g( π 2) =π 2

(b)  f( x) g (x) -f( x) g( x)= h( x)

(2) 次の条件(a),(b),(c)を満たす関数 g (x ) 0x 4 を求めよ.

(a)  g( 4)= 16

(b) 区間 0 x 4 において g ( x) 0 g (x ) x2

(c) 曲線 y =g (x ) 0< x<4 上の任意の点 P ( x0, y0) に対し,次の 2 つの領域 D1 D2 の面積は等しい.

D1 0 xx0 g (x )y y0

D2 0 xx0 x2 yg ( x)

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【3】 集合 A ={1 ,2,3 ,4,5 ,6} から A 自身への写像 g A A に対して,集合 { x| xA g( x)= x} K ( g) と表すことにする.いま,さいころを 6 回投げて i 回目に出た目を f (i ) i=1 2 3 4 5 6 とする.このようにして作られる写像 f A A について,次のそれぞれの確率を求めよ.

(1)  f 1 1 の写像になる確率

(2)  K ( f)= {1, 2} となる確率

(3)  f A の上への写像になっているという条件のもとで, K ( f)= {1, 2} となる確率

(4)  f 1 1 の写像であることがわかっているとき, K ( f) が空集合かつ K (f f) =A となる確率

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