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1990 九州大学 前期

代幾・基解・確統(文学部)

配点50点

代幾・基解・確統【1】の類題

易□ 並□ 難□

【1】 平面上で,点 (1, 0) を点 (2, 1) に,点 (0, 1) を点 (1, 2) に移す 1 次変換を f とし,原点のまわりの角度 45 ° の回転を g とする.

1.  f g および合成変換 g f を表す行列をそれぞれ求めよ.

2.  f によって自分自身に移されるような原点を通る直線を求めよ.

3.  gf によって,円 x2 +y2 =1 が移される曲線の方程式を求めよ.

1990 九州大学 前期

代幾・基解・確統(文学部),代幾・基解・確統共通

代幾・基解・確統は【4】

配点50点

易□ 並□ 難□

【2】  a b を正の定数とする.直線 y= ax と放物線 y= x2- bx との交点で原点と異なるものを P とする.この放物線と x 軸で囲まれる部分の面積を S とし,放物線と x 軸および P を通り y 軸に平行な直線で囲まれる部分の面積を T とする.

1.  S T a b で表せ.

2.  T S=5 とするとき, b a で表せ.

1990 九州大学 前期

代幾・基解・確統

配点50点

代幾・基解・確統(文学部)【1】の類題

易□ 並□ 難□

【1】 平面上で,点 (1, 0) を点 (2, 1) に,点 (0, 1) を点 (1, 2) に移す 1 次変換を f とし,原点のまわりの角度 45 ° の回転を g とする.

1.  f g を表す行列をそれぞれ求めよ.

2. 合成変換 g f を表す行列とその逆行列を求めよ.

3.  gf によって,円 x2 +y2 =1 が移される曲線の方程式を求めよ.

1990 九州大学 前期

代幾・基解・確統,代幾・基解・微積・確統共通

配点50点

易□ 並□ 難□

【2】 数列 {an }

a1= 1 an+ 1= an× (1- 1 10n ) n 1

で定める.

1.  a2 a3 を計算し,答えを小数で書け.

2.  n2 のとき

an 0.9 かつ an -a n+1 910n +1

が成り立つことを示せ.

3. すべての n に対して

an> 0.89

が成り立つことを示せ.

1990 九州大学 前期

代幾・基解・確統,代幾・基解・微積・確統共通

易□ 並□ 難□

【3】  4 枚の硬貨を投げる試行を考える.表の出た枚数を x 裏の出た枚数を y とする. x>y ならば右に 1 歩, x<y ならば左に 1 歩進み, x=y の時はその場にとどまる.

1.  3 回の試行の後,始めにいた場所から右に 1 歩進んだ所にいる確率を求めよ.

2.  3 回の試行の後,始めにいた場所から右に k 歩( k= 1 2 3 )離れている場合の得点は k とし,それ以外の場合の得点は 0 とする.得点の期待値を求めよ.

1990 九州大学 前期

代幾・基解・微積・確統

易□ 並□ 難□

【1】 平面上の 2 P( a,c) Q( b,d) に対して, 1 次変換

( x y ) =( ab cd ) ( xy )

を考える.原点 O を中心とする単位円 x2 +y2 =1 C とする.

1.  P Q がともに C 上にあり,ベクトル OP OQ が直交するとき,この 1 次変換は C 上の任意の点を C 上に移すことを示せ.

2. 逆に,この 1 次変換が C 上の任意の点を C 上に移すならば, P Q はともに C 上の点であり,かつベクトル OP OQ は直交していることを示せ.

1990 九州大学 前期

代幾・基解・微積・確統

配点50点

易□ 並□ 難□

【4】 だ円 x24 +y 2=1 上の第 1 象限内の点 P においてこのだ円に引いた接線が点 (4 ,0) を通るとする.

1. 点 P の座標を求めよ.

2.  O を原点, A をだ円の頂点 (2, 0) とする.第 1 象限において,線分 OA OP およびだ円の弧 AP で囲まれた部分の面積を求めよ.

1990 九州大学 前期

代幾・基解・微積・確統

配点50点

易□ 並□ 難□

【5】 数直線上を,時刻 t= 0 に原点 O を出発して,つぎの速度 v (t) で運動している点 P がある.

v(t )=t- 3 0 t8 のとき) v(t )=5 e8- t t 8 のとき)

1.  P がもっとも左にくるときの時刻と,その位置を求めよ.

2. 時刻 t における P の位置を p (t) とするとき, limt p(t ) を求めよ.

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