1994 大学入試センター試験 本試験 数学IIMathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

1994 大学入試センター試験 本試

数学II

配点50点

【1】〜【3】から2題選択

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】  ABC において AB=2 BC=5 ABC =60° とする.このとき

CA= アイ

である.

 辺 AB の中点を M ,頂点 A から直線 BC に引いた垂線と直線 BC との交点を H とする.このとき

BH BC=

であるから

AH = AB + AC

である.したがって

MH = コサ AB + AC

である.

 さらに, k>1 とし, AD =k AH となる点 D をとる.

(1) 直線 BD と直線 AC が平行であるときには, k= である.

(2) 直線 CD と直線 MH が垂直に交わっているとき,その交点を E とすれば

CHE= タチ °

であるから

である.したがって

である.

1994 大学入試センター試験 本試

数学II

配点50点

【1】〜【3】から2題選択

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】(1)  3 次関数

f(x )=x 3+p x2 +q x+r

x =0 で極大, x=m で極小となり,極小値は 0 であるとする.

 このとき

p= m q=

であり, f( x)

f(x )=( xm) 2 (x+ m )

と因数分解できる.

 さらに,極大値が 4 であるとする.このとき

m=

となり, f( x)

f(x )= (x ) 2 (x+ )

となる.

(2)  f (x) について, y=f (x) の表す曲線を C とし, 4 直線

x=0 y=0 x=4 y=4

で囲まれる正方形を D とする.

 正方形 D は曲線 C によって 3 つの部分に分割され,その面積は小さい方から順に

クケ サシ

である.

  D x 軸方向に k だけ平行移動した正方形が曲線 C によって 3 個に分割されるのは

セソ <k タチ または k<

のときである.

1994 大学入試センター試験 本試

数学II

配点50点

【1】〜【3】から2題選択

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】 赤い玉,白い玉,青い玉がそれぞれ 3 個ずつ入った袋がある.

 赤い玉には 1 1 2 白い玉には 1 2 2 青い玉には 2 2 2 という数字がそれぞれ一つずつ書いてある.

 この袋の中から玉を 1 個ずつ 3 回取り出すことを考える.ただし,赤い玉を取り出したときは袋に戻し,白い玉と青い玉のときには戻さないことにする.

(1)  3 回とも赤い玉を取り出す確率は イウ である.

  3 回とも青い玉を取り出す確率は オカ である.

 取り出した玉の色が赤,青,青の順になる確率は クケ である.

 取り出した玉の色が青,青,赤の順になる確率は サシ である.

(2)  2 回目に取り出した玉に書いてある数字が 1 である確率は スセ ソタ である.また,取り出した玉に書いてある数字が 3 回とも 1 である確率は チツテ トナニヌ である.

inserted by FC2 system