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1994-10561-0201
1994 大阪大学 後期
理学部
基礎工・工学部【1】の類題
配点50点
易□ 並□ 難□
【1】 p を与えられた自然数とし,数列 {an } を以下のように定める.
(イ) a1= 1 p⁢(p +1) - 12
(ロ) an が有理数のとき, an+ 1= 22 ⁢ a n
(ハ) an が無理数のとき, an+ 1= 2⁢a n+ 16n⁢( n+2)⁢ (n+4)
次の問いに答えよ.ただし, 2 が無理数であることは証明なしで用いてよい.
(1) bm= a2⁢ m-1 とするとき, m=1 ,2 ,⋯ ,p に対し
bm= 1 p⁢(p +1) - 1m⁢( m+1)
であることを示せ.
(2) ∑ n=1 ∞⁡ an を求めよ.
1994-10561-0202
基礎工・工学部【2】の類題
【2】 xy 平面上の曲線 K: x2+ 2⁢b⁢ x⁢y+ 2⁢y 2=2 -b を,原点を中心として反時計回りに θ だけ回転して得られる曲線の方程式を
A⁢x2 +2B⁢ x⁢y+C ⁢y2 =2- b
とする.ただし, - π4≦ θ≦ π4 とする.
次の問いに答えよ.
(1) B=0 となるとき, tan⁡2⁢ θ の値を, b を用いて表せ.
(2) K が,だ円となるような b の値の範囲を求めよ.
(3) (2)で求めた b の範囲で, K の焦点と原点との距離が最小となるような b の値を求めよ.
1994-10561-0203
基礎工・工学部【4】の類題
【3】 f⁡(x ),g ⁡(x) は x≧ 0 で定義された正の値をとる連続な関数で, x>0 で微分可能であるとする.それらの定める曲線を
C1: y=f⁡ (x) (x ≧0 )
C2: y=g⁡ (x) (x ≧0 )
とするとき,以下の性質が満たされるという.ただし, p は与えられた自然数とする.
(イ) f⁡( x) は x≧ 0 において増加な関数で, f⁡(0 )=1 を満たす.
(ロ) f⁡(x )⁢g (x)p =pp ( x≧0 )
(ハ) すべての x> 0 に対して,平面上の点 (x, f⁡(x )) における曲線 C1 の接線と,点 (x, g⁡(x )) における曲線 C2 の接線は直交する.
(1) f⁡(x ) をもとめよ.
(2) p=3 のとき,曲線 C1 , C2 および y 軸で囲まれる部分の面積を求めよ.
1994-10561-0204
基礎工・工学部
理学部【1】の類題
配点率25%
【1】 数列 {an } は,以下の条件を満たすものとする.
(イ) a1= 1
(ロ) an が有理数のとき, an+ 1= 22 ⁢a n
(ハ) an が無理数のとき, an+ 1= 2⁢a n- ( 22 )n
次の問いに答えよ.ただし, 2 が無理数であることは証明なしに用いてよい.
(1) bm= a2⁢ m-1 ( m=1 ,2 ,⋯ ) とするとき, bm を求めよ.
1994-10561-0205
理学部【2】の類題
【2】 xy 平面上の曲線 K: x2+ 2⁢b⁢ x⁢y+ 2⁢y 2=1 を,原点を中心として反時計回りに θ だけ回転して得られる曲線の方程式を
A⁢x2 +2⁢ B⁢x⁢ y+C⁢ y2= 1
(1) B=0 となるとき, tan⁡2⁢ θ の値を b を用いて表せ.
1994-10561-0206
【3】 a を正数, b を実数とし
f⁡(x )=log⁡ x⁢(1 -x)- a⁢x⁢ (1-x )+b (0 <x<1 )
とおく.
(1) f⁡(x ) の区間 0< x<1 における最大値を求めよ.
(2) f⁡(x )=0 が区間 0< x<1 において相異なる 4 個の解をもつために, a ,b が満たすべき条件を求めよ.また,この条件を満たす点 (a ,b) の集合を ab 平面上に図示せよ.
1994-10561-0207
理学部【3】の類題
【4】 f⁡(x ), g⁡(x ) は x≧ 0 で定義された正の値をとる連続な関数で, x>0 で微分可能であるとする.それらの定める曲線を
C2: y=g⁡ (x)( x≧ 0)
とするとき,以下の性質が満たされるという.
(イ) f⁡(x ) は x≧ 0 において増加な関数で, f⁡(0 )=1 を満たす.
(ロ) f⁡(x )⁢g ⁡(x) 3=27 ( x≧ 0)
(ハ) すべての x> 0 に対して,平面上の点 (x, f⁡(x )) における曲線 C1 の接線と,点 (x, g⁡(x )) における曲線の接線は直交する.
(1) f⁡(x ) を求めよ.
(2) 曲線 C1 , C2 および y 軸で囲まれる部分の面積を求めよ.