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1994 慶応義塾大学 経済学部

易□ 並□ 難□

【1】  x の整式 f (x ) ( x-1) 2 および ( x+1) 2 で割ったときの余りが,それぞれ 2 x-1 3x -4 であるとき, f( x) x +1 で割ったときの余りは であり, f( x) ( x-1) 2( x+1 ) で割ったときの余りは x 2+ x+ である.

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【2】  xy 平面上の 4

A( -2,- 2) B (- 2,-8 ) C( 2,-8 ) D( 2,-2 )

を頂点とする長方形 ABCD がある.長方形 ABCD の面積を 2 等分する直線は定点 E ( , ) を通る.次に, 3 O ( 0,0) F ( 5,0 ) G (3 ,4 ) をとり,直線 EG x 軸との交点を H とするとき,三角形 OHG の面積は である.長方形 ABCD の面積と三角形 OFG の面積を同時に 2 等分する直線の方程式は

y= x+

である.

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【3】  t -1 0 1 のいずれでもない実数とし,方程式

x -1t -1 = y-1t = z-1 t+1

で表される直線を l t とする.すべての l t を含む平面の方程式は

x+ y+ z+ = 0

である.直線 l t のうち,直線

x +13 = y+1 2= z -22

と交わるのは, t の値が のときである.また,そのときの交点の座標は ( , , ) である.

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【4】  θ 90 ° の整数倍ではない角度とする. xy 平面上で,原点 O を中心とする半径 1 の円周上に点 A ( cosθ, sinθ ) と, A O のまわりに 90 ° 回転した点 B をとる.いま,点 A における円への接線と x 軸, y 軸との交点をそれぞれ C D とするとき, B の座標は ( , ) C の座標は ( ,0 ) D の座標は ( 0, ) である.また, A C に, B D に移す 1 次変換を表す行列は

( )

である.   内に適する答を下記から選び,その番号を解答欄に記入せよ.

01  002  103  -104  205  -2
06  cosθ07  -cosθ08  1 cosθ 09  - 1cos θ10  cos2 θ
11  sinθ12  -sinθ13  1 sinθ 14  - 1sin θ15  sin2 θ
16  tanθ17  -tanθ18  1 tanθ 19  - 1tan θ20  tan2 θ

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【5】 正の値をとる 2 つの等比数列 { an} { bn} は同じ公比 r をもつとし,それぞれの初項を a1= a b1 =b とおく. {a n} { bn } が関係式

an+ 12 +4 an+1 2= 3an bn n= 1 2 3

を満たしているとする. k= ba とするとき, r k の式で表すと, である. a b が正の値をとって変わるとき, r k = で最大値 をとる.

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【6】

y=x3 +3 t2x +t3

とする.

(1)  の右辺を t の関数とみなして f (t ) とおく. x が正の数の場合,関数 f (x ) の極限を求めよ.

(2)  t t> 0 の範囲で変化するとき, x 3 次関数 のグラフが通過する領域を x y 平面上に図示せよ.

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