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1995-10270-0101
1995 お茶の水女子大学 A前期
文教育,生活科,理(共通)学部
易□ 並□ 難□
【1】 1 から 50 までの数字を書いた 50 枚のカードをよく切っておき, 1 枚抜いて出た数字を a , 次に残りからまた 1 枚抜いて出た数字を b とする. a⁢b⁢ (a+ b) が 7 で割り切れない確率を求めよ.
1995-10270-0102
文教育,生活科学部
Q1
Q2
Q3
【2】 1 辺の長さが 1 の正方形を Q 1 とし, Q2 は図のように Q 1 の各辺を 3 等分し,中央の線分を 1 辺とする小正方形を Q 1 の外側に加えて得られる図形とする.さらに, Q3 は Q 2 で新たに加わった小正方形の各辺を 3 等分し,中央の線分を一辺とする小正方形を Q 2 の外側に加えて得られる図形とし,以下同様に Qn ,⋯ を作る.すなわち, 2 以上の n に対して, Qn+ 1 は Q n で新たに加わった小正方形の各辺を 3 等分し,中央の線分を 1 辺とする小正方形を Q n の外側に加えて得られる図形とする.
(1) Qn の周の長さを求めよ.
(2) Qn の面積を求めよ.
1995-10270-0103
【3】 放物線 y =-x2 +x+ 2 と x 軸で囲まれる部分を D とする.点 ( x,y ) が D を動くとき,次の問いに答えよ.
(1) x+y の最大値,最小値を求めよ.
(2) x⁢y の最大値,最小値を求めよ.
1995-10270-0104
理(共通)学部
【2】 長さ 4 の線分 AB を直径とする半円を考える.弧 AB 上に点 A から距離 1 の点 P 1 をとる.次に弧 P1 B 上に点 P1 から距離 1 の点 P2 をとる.さらに,弧 P2 B 上に点 P2 から距離 1 の点 P3 をとる.このように,次々に点 B に向かって点 Pi を定めていき, Pn まで定められ, P n+1 は定められなかったとする.
(1) このとき, n の値を求めよ.
(2) i が動くとき, 3 角形 Pi AB の面積の最大値を求めよ.
1995-10270-0105
理(数)学部
【1】 n は 2 以上の正の整数とする.
(1) n で割ると 1 余る正の整数は n と互いに素であることを示せ.
(2) (n -1) ⁢n⁢ (n+ 1) の正の約数で n で割ると 1 余るものをすべて求めよ.
1995-10270-0106
【2】 空間内に立体
V={ (x, y,z) :x2 +y2 ≦( 1-z) 2 ,0≦z ≦1}
がある.
(1) 平面 z -y=k が V と共有点をもつような k の値の範囲を求めよ.
(2) V を(1)の平面で切った切り口の図形を S k とし, Sk を x y 平面に正射影して得られる図形を T k とする. Tk はどのような図形か.その式を求めよ.
(3) k が動くとき, Sk の面積の最大値を求めよ.
1995-10270-0107
理(数,物理,情報科学Ⅰ)学部
【3】 数列 { an } を,次の漸化式で定める.
{ a1= 1 , an+ 1= c 3+b⁢ an b+c⁢ an ,( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
ただし, b ,c は正の実数である.
(1) すべての n に対して an< an+ 1 となるための必要十分条件を b , c で表せ.
(2) (1)の条件をみたすとき, limn →∞ an があることを示しその値を求めよ.
1995-10270-0108
【4】 100 120< sin⁡1< 101 120 を示せ.ただし, sin⁡1 の 1 は 1 ラジアンの意味である.
1995-10270-0109
理(物理,情報科学Ⅰ)学部
【5】 x=e -t ⁢cos⁡t , y= e-t ⁢sin⁡ t ( 0≦t≦ π ) で定められた曲線を考える.
(1) この曲線の長さを求めよ.
(2) この曲線と x 軸で囲まれる図形の面積を求めよ.
1995-10270-0110
理(情報科学)学部
【6】 f1 ⁡( x)= 1 ,f 2⁡( x)= x ,f n⁡( x)= x⁢f n-1 ⁡(x )-f n-2 ⁡(x ) ( n= 3 ,4 ,⋯ ) で定められる関数の列 { (f n⁡( x) } がある.
(1) fn ⁡(x ) は ( n-1 ) 次の多項式であることを,数学的帰納法を用いて証明せよ.
(2) 次の等式を証明せよ.
fn ⁡(2 ⁢cos⁡θ )= sin ⁡n⁢θ sin⁡θ ,0< θ<π
(3) fn ⁡(x )=0 をみたす x ( -2 <x<2 ) をすべて求めよ.
1995-10270-0111
【7】 f⁡( x)= x4+ x3+ x2- 2 とする.
(1) 関数 f ⁡(x ) の増減と凹凸を調べ,グラフの概形をかけ.
(2) 曲線 y =f⁡( x) と,傾き t の直線 y =t⁢x とで囲まれる図形の面積を S ⁡(t ) とする.導関数 S ′⁡( t) を, f⁡( x)= t⁢x の 2 つの実数解 α ⁡(t ), β⁡ (t ) を用いて表せ.ただし, α⁡( t)< β⁡( t) とする.
(3) S⁡( t) を最小にする t を求めよ.