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1995-11311-0101
1995 横浜市立大 A日程文理(理),医学部
易□ 並□ 難□
【1】 座標空間において, 1 つの定点 A ( 2,1 ) と x 軸上を動く点 P ( p,0 ), y 軸上を動く点 Q ( 0,q ) を考える.ただし, q≧0 とする.
(1) 三角形 APQ の重心 G の x 座標と y 座標を,それぞれ p , q を用いて表せ.
(2) 点 P ,Q が条件 AP =PQ を満たしながら動くとき,点 G の軌跡を求めよ.
(3) G の軌跡と y 軸および 2 直線 y = 13 , y=1 によって囲まれた図形の面積を求めよ.
1995-11311-0102
【2】 O を原点とする座標平面において,双曲線 y =1 x 上の点 (a , 1a ) における接線と x 軸, y 軸との交点をそれぞれ P ,Q とする.線分 OP と OQ の長さの和が整数になるような正の有理数 a の値をすべて求めよ.
1995-11311-0103
【3】 底面の半径が 1 の直円すい C に球 S が内接しているとする.ただし, S が C に内接しているというのは, C の底面に接しかつ C の側面との共通部分が円周になっているときをいう. S の表面積を a , C の側面の面積を b とする. S の半径を変えたとき, ab の最大値を求めよ.
1995-11311-0104
【4】 座標平面において,原点を通り x 軸の正の方向とのなす角が θ であるような直線を l ⁡(θ ) で表す.
(1) 平面上の点を l ⁡(θ ) に関して対称な点に移す 1 次変換を表す行列 T ⁡(θ ) を求めよ.
(2) 行列 T ⁡(α ), T⁡( β) の積 T ⁡(α )⁢T ⁡(β ) が表す 1 次変換は角 2 ⁢(β -α) の回転であることを示せ.
(3) 点 P0 ( x0, y0 ) は ( 0,1 ) とし,次のようにして点 P ( xn, yn ) ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ ) を定める.直線 l ⁡( π 2n ) に関して点 Pn -1 と対称な点を Pn とする.このとき, limn →∞ x2 ⁢n を求めよ.
1995-11311-0105
【5】 袋の中に n 個( n ≧4 )の球が入っている.このうち 3 個は赤球で,残りの ( n-3 ) 個は白球である.この袋から 1 個ずつ球を取出す試行を考える.ただし,取出した球は元へ戻さない.赤球を 3 個取り出したら,そこで試行は終わるものとする.試行が終わるまでに取り出した球の総数を表す確率変数を X とし, X=k となる確率を p k とする.
(1) p3 , p4 を求めよ.
(2) pk を求めよ.
(3) X の期待値を求めよ.