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1995 慶応義塾大学 経済学部

易□ 並□ 難□

【1】 座標平面上に点 P (cos θ,sin θ) がある.行列

A=( 1- 2- 21 )

による一次変換で点 P が点 Q に移るとする.変数 θ 0 θπ の範囲で動くとき,点 Q y 座標は

y

の範囲を動く.さらに 0 θ π の範囲でベクトル OP OQ のなす角が直角となるのは

θ= π または π

のときである.

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【2】 関数 f (x ) を,定数 a b c d を用いて

f( x)= ax3 +b x2+c x+d

と定める.ただし関数 f (x ) は恒等的には 0 にならない.行列

A=( pq r s)

は次の条件(ⅰ),(ⅱ)を満たすとする.

(ⅰ) 任意の実数 x に対して

( x f( x) )=A ( x f( x) )

が成立する.

(ⅱ)  A には逆行列が存在しない.

このとき a= b= d= が成立し,さらに p =-1 c= 2 のとき, q= r= s= が成立する.

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【3】(1)  a を実数とする. 2 つの不等式

4x+ a<5 12x +3a <13

を同時に満たす x が存在するための必要十分条件は

<a <

である.

(2)  y は正の実数とする.適当な正の実数 b をとると, by b y3 の整数部分はそれぞれ 5 けた, 13 けたになる.このような y の範囲を

10p< y<10 q

とすると

p= q=

が成立する.

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【4】 実数 a と, 円

Sa: x2+ y2+ 2a x-4 ay+ 20a- 25=0

を考えよう.

(1)  a の値にかかわらず S a が通る 2 点の座標は である.

(2)  a が動くとき S a の中心が描く直線の方程式は である.

(3) 円 x 2+y 2=1 S a が接するときの a の値は であり,それぞれに対応する接点の座標は である.

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【5】 座標空間中に正四面体 ABCD がある.三角形 ABC xy 平面上にあり, A B の座標をそれぞれ A (1, -1 2,0 ) B (1, 12 ,0) とする. AB の中点 M は原点 O C を結ぶ線分上にある.さらに D z 座標は正である.

(1) 三角形 ABC の重心 G の座標は である.

(2) 平面 z= a と正四面体 ABCD が交わる a の範囲は である.

(3)  a が(2)の範囲にあるとき,平面 z= a z 軸, DM DC との交点をそれぞれ O M C とする.このとき, a を用いると線分 O M と線分 O C の長さはそれぞれ O M = O C = と表される.

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【6】  k を正の実数とし,関数 f (x )

f( x)= x3- 3k x

と定める.正の実数 a に対して,変数 x -a xa の範囲を動くときの f ( x) の最大値を T (a ) とする.この T (a ) を求め, y=T (a ) のグラフを描け.

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