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1995-13338-0201
1995 慶応義塾大学 経済学部
易□ 並□ 難□
【1】 座標平面上に点 P (cos ⁡θ,sin ⁡θ) がある.行列
A=( 1- 2- 21 )
による一次変換で点 P が点 Q に移るとする.変数 θ が 0≦ θ≦π の範囲で動くとき,点 Q の y 座標は
ア ≦y≦ イ
の範囲を動く.さらに 0 ≦θ≦ π の範囲でベクトル OP → と OQ → のなす角が直角となるのは
θ= ウ エ ⁢ π または オ カ ⁢ π
のときである.
1995-13338-0202
【2】 関数 f⁡ (x ) を,定数 a , b, c, d を用いて
f⁡( x)= a⁢x3 +b⁢ x2+c ⁢x+d
と定める.ただし関数 f⁡ (x ) は恒等的には 0 にならない.行列
A=( pq r s)
は次の条件(ⅰ),(ⅱ)を満たすとする.
(ⅰ) 任意の実数 x に対して
( x f⁡( x) )=A ⁢( x f⁡( x) )
が成立する.
(ⅱ) A には逆行列が存在しない.
このとき a= キ , b= ク , d= ケ が成立し,さらに p =-1 ,c= 2 のとき, q= コ , r= サ , s= シ が成立する.
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【3】(1) a を実数とする. 2 つの不等式
4≦x+ a<5 ,12≦x +3⁢a <13
を同時に満たす x が存在するための必要十分条件は
ス セ <a < ソ タ
である.
(2) y は正の実数とする.適当な正の実数 b をとると, b⁢y と b⁢ y3 の整数部分はそれぞれ 5 けた, 13 けたになる.このような y の範囲を
10p< y<10 q
とすると
p= チ ツ ,q= テ ト
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【4】 実数 a と, 円
Sa: x2+ y2+ 2⁢a⁢ x-4⁢ a⁢y+ 20⁢a- 25=0
を考えよう.
(1) a の値にかかわらず S a が通る 2 点の座標は あ と い である.
(2) a が動くとき S a の中心が描く直線の方程式は う である.
(3) 円 x 2+y 2=1 と S a が接するときの a の値は え と お であり,それぞれに対応する接点の座標は か と き である.
1995-13338-0205
【5】 座標空間中に正四面体 ABCD がある.三角形 ABC は xy 平面上にあり, A ,B の座標をそれぞれ A (1, -1 2,0 ) ,B (1, 12 ,0) とする. AB の中点 M は原点 O と C を結ぶ線分上にある.さらに D の z 座標は正である.
(1) 三角形 ABC の重心 G の座標は く である.
(2) 平面 z= a と正四面体 ABCD が交わる a の範囲は け である.
(3) a が(2)の範囲にあるとき,平面 z= a と z 軸, DM ,DC との交点をそれぞれ O′ , M ′ ,C ′ とする.このとき, a を用いると線分 O′ M ′ と線分 O′ C ′ の長さはそれぞれ O′ M ′= こ , O ′C ′= さ と表される.
1995-13338-0206
【6】 k を正の実数とし,関数 f⁡ (x ) を
f⁡( x)= x3- 3⁢k⁢ x
と定める.正の実数 a に対して,変数 x が -a≦ x≦a の範囲を動くときの f ⁡( x) の最大値を T ⁡(a ) とする.この T ⁡(a ) を求め, y=T⁡ (a ) のグラフを描け.