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1996-10565-0101
1996 大阪教育大学 前期
数学系,理科系,情報系
易□ 並□ 難□
【1】 直線 l1: x+y+ 1=0 は 1 次変換 f によって直線 l2: x-y-2 =0 に移り,直線 l 2 は f により直線 l3: 7⁢x- 3⁢y+ 4=0 に移る.このとき,
(1) f を表す行列を求めよ.
(2) 直線 l 3 が f によって移される図形を求めよ.
1996-10565-0102
数学系
【2】(1) F⁡( x)= 2⁢x3 +5⁢ x2-3 ⁢x+7 , G⁡( x)= x-3 とする.このとき, F⁡( x)= G⁡( x)⁢ Q⁡( x)+ r を満たす x の整式 Q ⁡(x ) と実数 r を求めよ.
(2) F⁡( x) を x の 1 次以上の整式, G⁡( x)= x-a , ただし, a は実数とする.このとき,
(ⅰ) F⁡( x)= G⁡( x)⁢ Q1⁡ (x) +F1 ⁡(x ) を満たす x の整式 Q1⁡ (x ), F1 ⁡(x ), ただし, F1 ⁡(x ) の次数は F ⁡(x ) の次数より小さい,が存在することを示せ.
(ⅱ) F⁡( x)= G⁡( x)⁢ Q⁡( x)+ r を満たす x の整式 Q ⁡(x ) と実数 r が存在することを F ⁡(x ) の次数に関する数学的帰納法を使って証明せよ.
(3) F⁡( x) を x の整式とする.実数 a に対して, F⁡( a)= 0 となるなら, F⁡( x)= (x- a)⁢ Q⁡( x) を満たす x の整式 Q ⁡(x ) が存在することを示せ.
(4) F⁡( x) を x の n 次式とする.このとき,方程式 F ⁡(x )=0 の相異なる実数解は n 個以下であることを示せ.
1996-10565-0103
数学系,情報系
【3】 f を自然数の集合から自然数の集合への写像とし,
(ⅰ) f⁡( 2)= 2
(ⅱ) f⁡( m⁢n) =f⁡( m)⁢ f⁡( n)
(ⅲ) m>n ならば f ⁡(m )>f ⁡(n )
が成り立つとする.このとき,
(1) f⁡( 1)= 1 ,f⁡ (3) =3 ,f⁡ (4) =4 ,f⁡ (8) =8 ,f⁡ (12) =12 ,f⁡ (17) =17 を示せ.
(2) 一般に, f⁡( n)= n であることを示せ.
1996-10565-0104
【4】 a= 2⁢π 2⁢m +1 , ただし, m は自然数,に対して,
f⁡( x) =x+1- x2 +2⁢x ⁢cos⁡a +1
とする.このとき,
(1) 0≦x ≦1 のとき, 0≦f⁡ (x) ≦2⁢ (1- cos⁡ a2 ) を示せ.
(2) 0≦ ∫01 f⁡ (x) ⁢dx≦ 1 を示せ.
1996-10565-0105
【5】 曲線 y =sin⁡x ( 0≦x≦ π ) と x 軸とで囲まれる部分の面積を曲線 y =k⁢sin ⁡ x2 が 2 等分するように k の値を求めよ.
1996-10565-0106
理科系,情報系
【6】 方程式 3 ⁢cos2 ⁡x-2 ⁢cos⁡x -a=0 の - π 2≦ x≦π の範囲にある解の個数は実数 a の値によってどのように変化するか調べよ.
1996-10565-0107
理科系
【7】 曲線 y =-x2 +2⁢ x と x 軸とで囲まれる部分の面積を S とする.曲線 y =-x2 +2⁢ x と曲線 y =- 1a⁢ x 2+x とで囲まれる部分の面積を T とする.ただし, a>2 とする.このとき, S:T= 9:2 となるように a の値を定めよ.
1996-10565-0108
情報系
【8】 r>0 とするとき,次の積分を求めよ.
(1) 2 π⁢r 2⁢ ∫ a-r a+r x⁢r 2-( x-a) 2⁢ dx
(2) 2 π⁢r 2 ∫ a-r a+r x2 ⁢r2 -( x-a) 2⁢ dx