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1997 名古屋大学 前期

文科系

経済学部【3】(a)の類題

易□ 並□ 難□

【1】 正三角形 ABC 上に時速 u v w で等速運動する 3 点があって,それぞれ A から辺 AB に沿って B へ, B から辺 BC に沿って C へ, C から辺 CA に沿って A へ同時に出発したとする. t 時間後のそれらの位置をそれぞれ P (t) Q (t) R (t ) とする.いずれかの点が次の頂点に到達するまでの間, P (t)Q (t) R(t ) の重心が動かないための条件を求めよ.

1997 名古屋大学 前期

文科系,経済学部共通

易□ 並□ 難□

【2】 原点 O を通る 3 次曲線 y= x3 O を通る直線 l: y=t x t >0 を考える. x>0 での曲線と l との交点を P とする.

1)  x0 の範囲で曲線と l とで囲まれる領域の面積を求めよ.

2) 点 Q が曲線上を O から P まで動くとき OPQ の面積の最大値を求めよ.

1997 名古屋大学 前期

文科系・経済学部・理科系共通

文科系は【3】(b)との選択

経済学部は【1】

理科系は【4】(a)で,【4】(b)との選択

易□ 並□ 難□

【3】(a) 均質な材質で出来た直方体の各面に 1 から 6 までの数を一つずつ書いてサイコロの代わりにする( 1 の反対側が 6 とはかぎらない).ある数の出る確率が 19 であり,別のある数が出る確率が 14 であるとする.さらに出る目の数の期待値が 3 であるとする. 3 の書かれている面の反対側の面に書かれている数は何か.

1997 名古屋大学 前期

文科系

【3】(a)との選択

理科系【4】(b)の類題

易□ 並□ 難□

【3】(b) 多項式 f (x)= x3+ ax2 +b x+c a b c は実数)を考える. f(- 1) f( 0) f( 1) がすべて整数ならば,すべての整数 n に対し, f(n ) は整数であることを示せ.

1997 名古屋大学 前期

経済学部・理科系共通

理科系は【1】

経済学部は【3】(b)との選択

文科系【1】の類題

易□ 並□ 難□

【3】(a)  ABC 上に時速 u v w で等速運動する 3 点があって,それぞれ A から辺 AB に沿って B へ, B から辺 BC に沿って C へ, C から辺 CA に沿って A へ同時に出発したとする. t 時間後のそれらの位置をそれぞれ P (t) Q (t) R (t ) とする. 3 点が同時に次の頂点に到達するための必要十分条件は, P (t)Q (t) R(t ) の重心の位置が t によらず一定なことである.これを示せ.

1997 名古屋大学 前期

経済学部,理科系共通

経済学部は【3】(b)との選択

理科系は【4】(a)で【4】(b)との選択

易□ 並□ 難□

【3】(b)  2 次行列 A= ( ab cd ) A2 =3 A をみたすとする.

1)  t=a+ d D=a d-b c を求めよ.

2) さらに A (1 2 )= ( 00 ) であり,方程式 A ( xy )= ( 13 ) が解を持つとき,行列 A を求めよ.

1997 名古屋大学 前期

理科系

易□ 並□ 難□

【2】 座標平面上で,一つの円が放物線 y= x2 に右側から接し,かつ x 軸に上から接している.放物線との接点 A x 座標を a > 0 とするとき,円の中心 C の座標を求めよ.

 ただし,円と放物線がある点で接するとは,その点で両者が交わり,かつその点における両者の接線が一致することをいう.

1997 名古屋大学 前期

理科系

易□ 並□ 難□

【3】 正数からなる数列 {an } が,条件

k=1 n ( an) 2=n 2+2 n

をみたしているとする.数列 { a1+ +a nnr } が収束する実数 r の範囲を求めよ.また収束する場合,その極限値を求めよ.

1997 名古屋大学 前期

理科系

【4】(a)との選択

易□ 並□ 難□

【4】(b)1) 多項式 f (x)= x3+ ax2 +bx +c a b c は実数)を考える. f(- 1) f( 0) f( 1) がすべて整数ならば,すべての整数 n に対し, f(n ) は整数であることを示せ.

2)  f(1996 )f (1997 ) f(1998 ) がすべて整数の場合はどうか?

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