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1997 名古屋市立大 前期

経済学部

易□ 並□ 難□

【1】  a を定数とするとき,関数 f (x)= |x 2-x | g(x )=a x について

(1) 曲線 C: y=f (x) と直線 l:y =g( x) が異なる 3 つの共有点を持つような a の範囲を求めよ.

(2) (1)の条件がみたされているとき, C l とで囲まれる 2 つの部分の面積が等しくなる a の値を求めよ.

1997 名古屋市立大 前期

経済学部

易□ 並□ 難□

【2】  ABC の周囲の長さが 36 ABC に内接する円の半径が 3 であるとする.点 Q

6AQ +3 BQ +2 CQ =0

をみたすとき, QBC の面積を求めよ.

1997 名古屋市立大 前期

経済学部

【3-イ】との選択

易□ 並□ 難□

【3-ア】 何も書かれていない 4 枚のカードが入った袋がある.この袋からカードを 1 枚とり出して以下のルールにしたがって処理を行い,その袋にもどす操作をくり返す.

ルール:第 n 回目( n= 1 2 3 )にとり出したカードが未記入ならば n と書いて袋にもどし,記入済みならばそのまま袋にもどす.

カードをとり出す操作を 4 回くり返したとき

(1)  4 回目に未記入のカードがとり出される確率を求めよ.

(2)  4 回目が終わったとき,カードに記入された数の和の期待値を求めよ.

1997 名古屋市立大 前期

経済学部

【3-ア】との選択

易□ 並□ 難□

【3-イ】 行列 X Y

X+Y= (a b 0c ) X-Y =( 0b 0 -b )

をみたす.

(1)  X2- Y2 を求めよ.

(2)  X2+ Y2 を求めよ.

(3)  X4- Y4 を求めよ.

1997 名古屋市立大 前期

経済学部

【4-イ】との選択

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【4-ア】  2 つの放物線 C1 :y=4 x2 C2 :y= (x-3 )2 がある. C1 上の点 P での接線と C2 上の点 Q での接線が平行である.

(1)  P Q を通る直線は定点 A を通ることを示せ.

(2)  AP AQ が一定であることを示せ.

1997 名古屋市立大 前期

経済学部

【4-ア】との選択

易□ 並□ 難□

【4-イ】  α>0 とする. 2 つの曲線 y= xn y= x2 n x 0 とで囲まれる図形を D とする.

(1)  D x 軸のまわりに 1 回転させてできる立体の体積 V を求めよ.

(2)  α α> 0 の範囲で動かすとき, V の最大値を求めよ.

1997 名古屋市立大 前期

医学部

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【1】  p q p> 0 q>0 p+q =1 をみたす定数とする. a0= 1 b0 =2 とし, an bn n=1 2

an= pa n-1 +qb n-1

bn= pb n-1 +qan

により定める.

(1)  cn= bn- an とおくとき, cn が等比数列であることを示せ.

(2)  an lim n an を求めよ.

(3)  bn lim n b n を求めよ.

1997 名古屋市立大 前期

医学部

易□ 並□ 難□

【2】  A B 人の間で試合をくり返し,先に 3 回勝った者が優勝者となる. A B それぞれが勝つ確率 p q はつねに一定で, p>0 q>0 p+q =1 とする.

(1)  A が優勝する確率を VA とする. V Ap が最大となる p を求めよ.

(2)  p=q のとき,優勝者がきまるまでの試合数 X の期待値を求めよ.

(3)  2 2 敗になったとき,その後の試合において先に 2 回多く勝った者が優勝者となるようにルールを変更する.このようにルールを変更したとき,優勝者がきまるまでの試合数を Y とする. p=q のとき,

limn i=3 n iP (Y=i)

を求めよ.ただし, P(Y =i) i 回目の試合で優勝者がきまる確率を表す.

1997 名古屋市立大 前期

医学部

易□ 並□ 難□

【3】  0<α< β< π2 0< t< π2 にたいし,ベクトル a b c

a =( 1,- 1cos α 1tan t ,- sin αcos α )

b =(sin αsin β+cos αcos βcos t,cos βsin t, cosα sinβ -sinα cosβ cost )

c =(1, 0,0)

とする. b と直交する平面を H とし, c H への射影を d とする. d a のなす角を θ d c のなす角を ϕ とする.

(1)  | b |= 1 を示せ.

(2)  b =(b1 ,b2 ,b3 ) と表すとき, | d | 2=1- b12 を示せ.

(3)  α= π6 β = π3 のとき, cos2 θ sin ϕ で表せ.

 ただし,ベクトル PQ の平面 H への射影とは,点 P Q から平面 H へおろした垂線と平面 H との交点を P 1 Q1 としたとき, P1 Q1 のことである.

1997 名古屋市立大 前期

医学部

易□ 並□ 難□

【4】 正の値をとる関数 f (x) が条件

logf (x)= logf (α)- n

をみたすとする.ただし, n x の整数部分, α x の小数部分( 0 α<1 )である.

(1)  k=0 f(x +k)= f (x) e-1 を示せ.

(2)  f(x ) が条件 に加えて,条件

logf (x)= logf (n)- α

をみたすとき, f(x )= f(0 )ex を示せ.

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