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1998-10001-0101
1998 北海道大学 前期
文系学部
易□ 並□ 難□
【1】 正の数 a に対し,関数 y =x2 −a⁢ x ( a6 ≦x≦ 5⁢ a6 ) のグラフを C とする.長方形 T で,一辺が x 軸に含まれ,その対辺の両端が C 上にあるものをすべて考える.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 長方形 T の周の長さの最大値を, a を用いて表せ.ただし,長方形の周の長さとは, 4 辺の長さの和のことをいう.
(2) 長方形 T の面積の最大値を, a を用いて表せ.
1998-10001-0102
理系学部【4】の類題
【2】 次の連立不等式の表す領域が三角形の内部になるような定数 a の値の範囲を求めよ.
x−y <0 ,x+ y<2 , a⁢x+ (2⁢ a+3) ⁢y< 1
1998-10001-0103
【3】 1 x の小数部分が x2 に等しくなるような正の数 x をすべて求めよ.ただし,正の数 a の小数部分とは, a をこえない最大の整数 n との差 a −n のことをいう.たとえば, 3 の小数部分は 0 であり, 3.14 の小数部分は 0.14 である.
1998-10001-0104
【5】との選択
【4】 複素数平面において,複素数 1 , 1+ 2⁢i , 2⁢ i ,z , w を表す点を,それぞれ, A ,B , C ,P , Q とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 点 P が線分 AB 上を A から B まで動くとき,複素数 z 2 を表す点は,複素数平面上で,そのような図形をえがくか.式で表し,図示せよ.
(2) △AQC が点 Q を直角の頂点とする直角三角形になるとき,複素数 w を求めよ.
1998-10001-0105
【4】との選択
【5】 正の数 a に対し,空間内の 4 点
を考える. ∠OPQ= 60° が成り立つとき,次の問いに答えよ.
(1) a の値を求めよ.
(2) A から 3 点 O , P ,Q を通る平面に下ろした垂線の足 H の座標を求めよ.
1998-10001-0106
理系学部
【1】 中心がそれぞれ, (−2, 0) ,( 2,0 ) である半径 1 の円 A , B を考える.円 C が, A を内側に含み, B の外側にあり,しかも, A ,B の両方に接しながら動くとき,次の問いに答えよ.
(1) 円 C の中心の軌跡を求めよ.
(2) 円 C が直線 y =2 に接するとき, C の半径を求めよ.
1998-10001-0107
【2】 関数 y= 1− (log⁡ x)2 ( 1 e≦ x≦e ) のグラフを C とする.次の問いに答えよ.ただし,対数は自然対数とし, e はその底とする.
(1) C 上の点 A における C の接線が原点 O (0 ,0) を通るものとする.このとき,点 A の x 座標を求めよ.
(2) C と x 軸で囲まれた図形を, x 軸のまわりに 1 回転して得られる立体の体積を求めよ.
1998-10001-0108
【3】 ある駅の待合室に, n 個のいすが横一列に並んでいる. k 人が,どの二人も隣り合わないように,いすにすわる場合の数を, f⁡( n,k ) とする. n≧2 ⁢k− 1 のとき,次を証明せよ.
f⁡(n ,k)= Ck n −k+ 1 ×(k !)
1998-10001-0109
文系学部【2】の類題
【4】 次の連立不等式の表す領域が三角形の内部になるような点 (a ,b) の集合を式で表し,図示せよ.
x−y <0 ,x+ y<2 , a⁢x+ b⁢y< 1
1998-10001-0110
【6】との選択
【5】 z 2+ 1z が 0 以上 2 以下の実数であるような複素数 z ( z≠0 ) を表す複素数平面上の点の集合を,式で表し,図示せよ.
1998-10001-0111
【6】 無作為に 13 人を選ぶとき,日曜日生まれの人の数を X , 土曜日生まれの人の数を Y とする.このとき,次の問いに答えよ.ただし,どの曜日に生まれる確率も 17 とする.
(1) X=k , Y=m となる確率 P (X= k,Y= m) を k , m の式として表せ.ただし, 0 ≦k ,0 ≦m ,k +m≦ 13 とする.
(2) P(X= k,Y= 2) が最大となる k を求めよ.