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1998-10221-0101
1998 埼玉大学 前期
経済,教育学部
易□ 並□ 難□
[ 1 回目]
[ 2 回目]
【1】 面積が 1 の ▵ABC がある.図のように,まず, ▵ABC の三辺の中点を結んでできる三角形を取り除く.同じように残った三個の三角形について,それぞれの三辺の中点を結んでできる三角形を取り除く.この操作を n 回続けるとき,残った図形の面積を S n とする.
このとき,次の各問いに答えなさい.
(1) Sn を n の式で表しなさい.
(2) Sn< 1 4 となる最小の n を求めなさい.
1998-10221-0102
【2】 点 O を中心とする単位円上の 4 点 A 1 ,A 2 ,A 3 ,A 4 に対し
O B1 →= OA 2→ +O A3 →+ O A4 →2
O B2 →= OA 3→ +O A4 →+ O A1 →2
O B3 →= OA 4→ +O A1 →+ O A2 →2
O B4 →= OA 1→ +O A2 →+ O A3 →2
となる点 B 1 ,B 2 ,B 3 ,B 4 をとる.さらに
ON→= OB 1→+ OB 2→ +O B3 →+ O B4 →3
となる点 N をとるとき, B1 , B2 , B3 , B4 は N を中心とする一つの円上にあることを示し,この円の半径を求めなさい.
1998-10221-0103
【3】 放物線 y= a⁢x2 ( a> 0) 上の点 P (t ,a⁢t 2) (t >0 ) における接線が x 軸と交わる点を Q とする. O を原点とし, ∠OPQ= θ ( 0° <θ<180 ° ) とするとき,次の各問いに答えなさい.
(1) tan⁡θ を t の式で表し, tan⁡θ≦ 2 4 が成り立つことを証明しなさい.
(2) tan⁡θ= 2 4 が成り立つとき,線分 OP と放物線 y= a⁢x2 が囲む図形の面積を a の式で表しなさい.
1998-10221-0104
旧課程履修者のみ【5】との選択
【4】 x 軸上を動く点 A があり,最初は原点にある.硬貨を投げて表が出たら正の方向に 1 だけ進み,裏が出たら負の方向に 1 だけ進む.硬貨を 6 回投げるものとして,以下の確率を求めなさい.
(1) 硬貨を 6 回投げたときに,点 A が原点にもどる確率.
(2) 硬貨を 6 回投げたとき,点 A が 2 回目に原点にもどり,かつ 6 回目に原点にもどる確率.
(3) 硬貨を 6 回投げたとき,点 A が初めて原点にもどる確率.
1998-10221-0105
旧課程履修者のみ選択
【5】 点 A (1 ,1,1 ) と平面 α に対し,平面 α までの距離と点 A までの距離が等しい点の軌跡の方程式が
x2+ y2- 2⁢x- 2⁢y- 4⁢z+ 2=0
であるとする.このとき,平面 α の方程式を求めなさい.