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1998-10267-0101
1998 東京工業大学 前期
配点60点
易□ 並□ 難□
【1】 a>0 とし, x ,y が 4 つの不等式
x≧0 ,y≧0 ,
2⁢x+ 3⁢y≦ 12,
a⁢x+ (4 - 32⁢ a) ⁢y≦8
を同時にみたしているとする.このとき x+ y の最大値 f⁡ (a ) を求めよ.
1998-10267-0102
配点70点
【2】 R を隣りあう 2 辺の長さ a , b が 2⁢ a>b> a をみたす長方形とし, A を次の性質(P)を持つ半径 x の円とする.
(P) R の内部にあって隣りあう 2 辺にだけ接する.
(1) 性質(P)を持つ円で円 A に外接するものが 4 つ存在するために,円 A の半径 x がみたすべき条件を a , b を使って表せ.
(2) x が(1)の条件をみたすとき,円 A に外接する 4 つの円のうち 2 番目に大きい円を B とする. x が変化するとき円 A と円 B の面積の和の最小値を求めよ.
1998-10267-0103
【3】(1) f⁡( x)= 2 ⁢x-1 x とし, t を実数とする.すべての自然数 n に対し実数 fn⁡ (t ) が
fn⁡ (t) =f⁡( fn- 1⁡ (t) ), n=1 ,2 ,3 ,⋯ , ただし f0 ⁡(t )=t
によって帰納的に定義できるための t の条件を求めよ.
(2) a≧1 に対して,極限値
limn→ ∞⁡ n2⁢ ∫ aa+ 1n ⁡( fn⁡ (t) -1) ⁢dt
を求めよ.
1998-10267-0104
【4】 楕円 C: x 2a2 +y 2=1 ( a> 1 ) 上に点 A (a ,0) をとる. C 上の点 B ( p,q) ( q>0 ) における接線 l と線分 BA のなす角が, l と直線 x =p のなす角に等しいとする.ただし 2 直線のなす角は鋭角の方をとることにする.
(1) 座標 p を a で表せ.
(2) 極限値 lim a→1 ⁡p および lim a→∞ ⁡ pa を求めよ.