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1998 横浜国立大学 前期

経済学部

易□ 並□ 難□

【1】  AB=3 BC=2 CA=4 である ABC の内心を P とし,直線 AP と辺 BC の交点を D とする. ABC の内接円と辺 BC との接点を Q とし, Q を通り直線 AP に垂直な直線と辺 AC の交点を R とする.次の問いに答えよ.

(1) 内積 AB AC を求めよ.

(2)  AD AP AQ をそれぞれ AB AC を用いて表せ.

(3) 比 AR: RC を求めよ.

1998 横浜国立大学 前期

経済学部

易□ 並□ 難□

【2】 実数 a に対し, x の方程式

x4+ ax2 +1= 0

が実数解 x 1 x2 x3 x4 x1< x2< x3< x4 をもつとき,次の問いに答えよ.

(1)  a の値の範囲を求めよ.

(2)  x1+ x2+ x3+ x4 x1 x2 x3 x4 x1 x2+ x3 x4 の値をそれぞれ求めよ.

(3)  x1 x2 x3 x4 が等差数列であるとき, a x1 x2 の値をそれぞれ求めよ.

1998 横浜国立大学 前期

経済学部

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【3】 関数 f( θ)= sin2 θ-sin θsin 2θ- 4cos 2θ- 4cos θ 0° θ<360 ° について,次の問いに答えよ.

(1)  x=cos θ として, f( θ) x の式で表せ.

(2)  f( θ)= 0 となる θ の値を求めよ.

(3)  θ の方程式 f (θ )=a が解をもつような定数 a の値の範囲を求めよ.

1998 横浜国立大学 前期

経済学部

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【4】 不等式 -x yx- x2 の表す xy 平面上の領域を D とする. a 0 <a<2 を満たす定数とするとき,次の問いに答えよ.

(1) 点 (a ,-a) (t ,-a) (t ,t-t 2) (a ,t-t2 ) D に含まれる長方形の 4 頂点になるための t の条件を求めよ.

(2)  t が(1)の条件を満たしながら動くとき,(1)の長方形の面積の最大値を a で表せ.

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工学部

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【1】 次の定積分を求めよ.

(1)  02π x2 | sinx | dx

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工学部

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【1】 次の定積分を求めよ.

(2)  1e-1 log( log( x+1) )x +1 dx e は自然対数の底)

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工学部生産工,電子情報工,建設工学科

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【2】 曲線 C: y=x3 上の点 P (t ,t3 ) t> 1 における接線を l とし, C l P 以外の交点 Q x 座標を u とする.次の問いに答えよ.

(1)  Q の座標を t で表せ.

(2)  C l とで囲まれた図形の面積を t で表せ.

(3)  a を正の定数とするとき, C 上の点 R (v ,v3 ) v <u PQR の面積が a に等しくなるようにとる. R を通り, l に平行な直線と x 軸との交点の x 座標を w とするとき, w>t となるための, a t との関係を求めよ.

1998 横浜国立大学 前期

工学部生産工,電子情報工,建設工学科

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【3】 次の各問いに答えよ.

(1) 平面上に一辺の長さが 4 の正三角形がある. r 1 以下の正の実数とし,半径 r の円の中心が,平面内でこの正三角形の辺上を一周するとき,この円が通過する部分の面積を求めよ.

(2) 空間内に一辺の長さが 4 の正三角形があり,半径 1 の球の中心がこの三角形の周上を一周するとき,この球が通過する部分の体積を求めよ.

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工学部

生産工,電子情報工,建設工学科は【4-B】との選択

知能情報工学科は【2-A】で,【2-B】との選択

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【4-A】 両端を P Q とする長さ k k> 1 の棒を,その一端 P が半径 1 の円板の中心に一致するように,棒を円板に貼り付ける.この棒のついた円板を棒の両端 P Q がそれぞれ点 ( 0,1 ) (0 ,1-k ) に一致するように x y 平面上におき,その円板の周が x 軸上を滑ることなく, x 軸の正の向きに転がるように円板を転がすとき, Q は下図のような曲線 C を描く.次の問いに答えよ.

1998年横浜国立大前期工学部【4-A】の図

(1) 円板が角 θ だけ回転したときの点 Q の座標を (x ,y) とすると, x=θ -ksin θ y= 1-k cosθ と表せることを示せ.

(2) 円板が一定の速さで転がるとき,点 Q の速さが最大となるときの θ を求めよ.

(3)  k= π3 のとき,この曲線 C y 軸で囲まれる部分の面積を求めよ.

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工学部

生産工,電子情報工,建設工学科は【4-A】との選択

知能情報工学科は【2-B】で,【2-A】との選択

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【4-B】  a 0 a<1 なる定数とし,数列 { xn}

x1= 1+a

xn+ 1= xn2 2 xn+a n=1 2

で定める.次の問いに答えよ.

(1)  0<x n+1 12 x n n=1 2 となることを示せ.

(2)  limn xn+ 1x np 0 でない有限の値となるような定数 p を求め,さらにこの極限値を求めよ.

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工学部

生産工,電子情報工,建設工学科は【5-B】との選択

知能情報工学科は【3-A】で,【3-B】との選択

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【5-A】  2 つの異なる定まった複素数 α β がある.自然数 n と複素数 w が与えられたとき,複素数 z n

zn-α β-α = wn

で定める. α β zn の表す複素数平面上の点をそれぞれ A B P n とする.次の問いに答えよ.

(1)  3 A B P 1 および A B P 2 が面積の等しい三角形をつくるための w の条件を求め,これを複素数平面上に図示せよ.

(2)  α=0 β= i とし, w が(1)で求めた条件を満たしながら変わるとき, P2 の描く図形を図示せよ.ただし, i は虚数単位である.

1998 横浜国立大学 前期

工学部

生産工,電子情報工,建設工学科は【5-A】との選択

知能情報工学科は【3-B】で,【3-A】との選択

易□ 並□ 難□

【5-B】  O を原点とする xy 平面上に 2 A (0 ,1) P (t ,0) t>1 と円 C :x2 +y2 =1 がある.線分 AP が円 C A 以外で交わる点を Q とする.線分 AQ と円によって囲まれる領域のうち面積の小さい方を D 1 とし,線分 AQ x 軸および円 C によって囲まれる領域を D 2 とする.次の問いに答えよ.

(1)  Q の座標を t で表せ.

(2)  D1 D 2 の面積が等しいとき, t を求めよ.

(3)  D1 x 軸のまわりに 1 回転して得られる回転体の体積を t のできるだけ簡単な式で表せ.

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