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1998 岡山大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B,

代数幾何・基礎解析共通

易□ 並□ 難□

【1】 数列 {an } は初項と漸化式

a1= 1 an+ 1=2 an +n-1 n= 1 2 3

で定義されている.

(1) 一般項 an を求めよ.

(2) 数列 {an } の初項から第 n 項までの和 Sn を求めよ.

1998 岡山大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B,

代数幾何・基礎解析共通

易□ 並□ 難□

【2】  f(x )=-a x( x-2 b) とする.ただし a> 0 b>0 とする.

(1) 曲線 y= f(x ) と曲線 y= ax2 とで囲まれた部分の面積 S a b の式で表せ.

(2) 曲線 y= f(x ) の頂点 P が直線 3 x+2 y=6 の上にあるとき,面積 S の最大値を求めよ.

1998 岡山大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B,

代数幾何・基礎解析共通

易□ 並□ 難□

【3】  f(x )=x3 +3 ax2 +3 (a2 -1) x とする.ただし a は定数とする.

(1)  f(x ) の極値を求めよ.

(2)  x0 のとき,常に f (x) 0 となるような a の範囲を求めよ.

1998 岡山大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【4】 点 A は原点 O から出発して,サイコロを振って出た目に応じて複素平面上を動く.ただし, A の表す複素数が z のとき,出た目が k 1k 6 であれば A z+ cos (k-1 )π3 +i sin (k-1 )π3 を表す点に移るものとする.ただし π は円周率とする.

(1) サイコロを 2 回振ったときに, A が原点 O に戻ってくる確率を求めよ.

(2) サイコロを 3 回振ったときに, A が原点 O に戻ってくる確率を求めよ.

(3) サイコロを 4 回振ったときに,はじめて A が原点 O に戻ってくる確率を求めよ.

1998 岡山大学 前期

代数幾何・基礎解析

旧課程履修者は

数学I・II・A・B【4】との選択

易□ 並□ 難□

【4】  a は定数とし,

A=( 2 1 a1 )

とする.原点を通る直線で一次変換 A によって自分自身にうつされるものが 2 本あるとする.

(1)  a のみたす条件を求めよ.

(2)  A によって自分自身にうつされる 2 直線が直交するときの a の値を求めよ.

1998 岡山大学 前期

数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C,

代数幾何・基礎解析・

微分積分・確率統計共通

易□ 並□ 難□

【1】 列ベクトル u = ( u1 u2 ) v = ( v1 v2 ) の内積を u1 v1 +u2 v2 と定める. A=( a bc d ) 2 × 2 行列とする.

(1) 列ベクトル e 1 =( 1 0) e 2 =( 0 1) に対して,列ベクトル A e1 A e2 の内積が 0 であるための必要十分条件を a b c d の式で表せ.

(2) 列ベクトル f 1 =( 1 1) f 2 =( 1 -1 ) に対して,列ベクトル A f1 A f2 の内積が 0 であるための必要十分条件を a b c d の式で表せ.

(3)  A が(1),(2)の条件をみたすとき,内積が 0 である任意の 2 つの列ベクトル u v に対して, Au A v の内積が 0 となることを示せ.

《編注》原典でベクトルに矢印がなかった.

1998 岡山大学 前期

数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C,

代数幾何・基礎解析・

微分積分・確率統計共通

易□ 並□ 難□

【2】  xy 平面上を動く点 P の時刻 t における座標 (x (t), y(t ))

x(t )=f (t) cost y (t)= f(t )sin t

で与えられているとする.ただし f (t) は微分可能で f (t ) は連続とする. t=a から t= b までに点 P が動く道のりを L とする.

(1)

L= a b {f (t)} 2+ {f (t) }2 dt

が成り立つことを示せ.

(2)

L a b{ |f (t) |+| f (t) | }dt

が成り立つことを示せ.

(3)  f(t )=e -t a=1 b=4 のとき,(2)の不等式を用いて

L 5e- 7 e2

が成り立つことを示せ.

1998 岡山大学 前期

数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C,

代数幾何・基礎解析・

微分積分・確率統計共通

易□ 並□ 難□

【3】 曲線 C Da を次のように定める.

C: 放物線 y= x2

Da :中心が (-1 ,a) 2 A( -2,0 ) と原点 O を通る円

(1) 不等式 x> 0 によって表される領域において Da C と共有点をもつための a の条件を求めよ.

(2) 点 P が第 1 象限の C 上を動くとする. APO が最大となるときの点 P の座標を求めよ.また,そのときの sin APO の値を求めよ.

1998 岡山大学 前期

数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

易□ 並□ 難□

【4】 複素平面上で

z0= 2(cos θ+i sinθ ) (0< θ< π2 )

z1= 1 -3 i4 z 0

z2= - 1z0

を表す点をそれぞれ P0 P1 P2 とする.

(1)  z1 を極形式で表せ.

(2)  z2 を極形式で表せ.

(3) 原点 O P0 P1 P2 4 点が同一円周上にあるときの z0 の値を求めよ.

1998 岡山大学 前期

代数幾何・基礎解析・

微分積分・確率統計

旧課程履修者は数学I・II・III・

A・B・C【4】との選択

易□ 並□ 難□

【4】 当たりくじの出たあとに当たりくじの出る確率は 120 はずれくじの出たあとに当たりくじの出る確率は 110 になるように設定されたくじがある. n 回目にくじを引いたときに,当たりくじの出る確率を pn とおく.ただし p 1= 110 とする.

(1)  pn+ 1 pn の間に成り立つ関係式を求めよ.

(2)  pn n の式で表せ.

(3)  n 回くじを引いたとき,当たりくじが出る回数の期待値を求めよ.

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