1998 東京理科大学 工学部(工業化,経営工,機械工学科)MathJax

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1998 東京理科大学 工学部

工業化,経営工,機械工学科

(1)〜(3)合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を解答用マークカードにマークせよ.

(1) 異なる 2 つの整式

P( x)= x2+ x-

Q( x)= x2- x+1

は,ともに 1 次式 x- で割り切れる.このとき,整式

x3+ x2- x+

P (x ) Q( x) で割り切れる.

1998 東京理科大学 工学部

工業化,経営工,機械工学科

(1)〜(3)合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を解答用マークカードにマークせよ.

(2) 空間内に 4 O (0 ,0,0 ) A (- 1,0, 1) B (2 ,2,- 1) C (1 ,2,3 ) があるとき,以下の問いに答えよ.

(a) 単位ベクトル

k =( , - , )

は,ベクトル OA OB の両方に垂直である.

(b) ベクトル OA OB のなす角を θ とすると

cosθ= -

である.

(c) 三角形 OAB の面積は であり,四面体 OABC の体積は である.

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工業化,経営工,機械工学科

(1)〜(3)合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を解答用マークカードにマークせよ.

(3) 曲線 C :y=e x を考える.ただし, e は自然対数の底である.

  a1= 1 に対して,点 ( a1, ea1 ) における C の接線を l 1 とし, l1 x 軸との交点を ( a2, 0) とする.さらに点 ( a2, ea2 ) における C の接線を l 2 とし, l2 x 軸との交点を ( a3, 0) とする.このような操作で,次々と, an および接線 l n n=1 2 3 を定めてゆくと, n=12 のとき

a12= -

である.

 曲線 C と接線 l n および直線 x =an +1 とで囲まれた領域の面積を S n とすると,

S n+1 Sn = 1 e

であり,

limn k=1 n Sk= ( e- ) e (e - )

である.

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工業化,経営工,機械工学科

配点25点

易□ 並□ 難□

【2】

f( x)= | x2-2 x| +| 2x- 1|

g( x)= ax+ 3 4 a0

とおいたとき,以下の問いに答えよ.

(1) 関数 y= f( x) の極値と,そのときの x の値を求めよ.

(2) 関数 y= f( x) のグラフと関数 y =g( x) のグラフとの共有点の個数は, a の値によってどのように変わるか調べよ.

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配点25点

易□ 並□ 難□

【3】 以下の問いに答えよ.

(1)  9 個の小石が図1のように 3 行, 3 列に並んでいる.この 9 個の中から 6 個だけ取り除き,各行,各列にそれぞれ小石が奇数個ずつ残るようにしたい.取り除く小石の行番号,列番号の組合せを考えると,取り除き方は何通りあるか.どのように取り除くかをすべて図示せよ.ただし図示するときは必ず図2のように枠を示し,取り除く所に×印をつけよ.

1998年東京理科大工学部工業化,経営工,機械工学科【3】の図

1998年東京理科大工学部工業化,経営工,機械工学科【3】の図

図1

図2(取り除き方の一例)

(2) 今度は 25 個の小石が, 5 行, 5 列に並んでいる.この 25 個の中から 6 個だけ取り除き,各行,各列にそれぞれ小石が奇数個残るようにしたい.

(a)  1 つの行に注目したとき,その行から取り除くことのできる小石の個数は最大いくつか.

(b) 取り除く小石の行番号,列番号の組合せを考えると,取り除き方は何通りあるか.

(3)  n 3 以上の奇数とする. n 行, n 列に並んだ n 2 個の小石の中から 6 個だけ取り除き,各行,各列にそれぞれ小石が奇数個ずつ残るようにしたい.取り除く小石の行番号,列番号の組合せを考えると,取り除き方は何通りあるか.

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