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1999 室蘭工業大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】  4 次関数

f(x )=a x4+ bx 3+c x2+ dx+ e

は次の条件を満たす.

イ) 曲線 y= f(x ) は点 (0, 3) を通り, y 軸に対して対称である.

ロ)  f(x ) は極大値と極小値をもち,極大値と極小値の差は 1 である.

ハ) 曲線 y= f(x ) x 軸と 2 点で交わり, y=f (x) x 軸で囲まれた部分の面積は 645 である.

 以下の問に答えよ.

(1)  a c で表せ.

(2)  f(x ) を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【2】  2 曲線 y= x2 y=log (x-p )+q は,点 (1, 1) において共通の接線をもつ.ただし,対数は自然対数である.

(1)  p および q の値を求めよ.さらに, x>p のとき x 2log (x -p)+ q が成り立つことを証明せよ.

(2) 曲線 および x 軸で囲まれた図形を y 軸のまわりに回転してできる回転体の体積 V を求めよ.

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【4】との選択

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【3】  x y z x+ y+z 3 を満たすとき,

x2+ y2+ z2 x+y+ z

が成り立つことを証明せよ.

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【3】との選択

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【4】 数列 {an } は,すべての自然数 n について 3 an 2a n+1 かつ

an+ 2= an an+1 3 an- 2a n+1

を満たす. a1= 1 a2= a とするとき,一般項 an を求めよ.

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【6】との選択

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【5】 空間の 2 O( 0,0, 0) A(2 ,1,- 1) に対して,点 P( x1 ,y1 ,z1 ) は点 O を中心とする半径 OA の球上にあり, 2 つのベクトル OA OP のなす角は 60 ° である.

(1) 点 P x1 がとる値の範囲を求めよ.

(2) 点 P と点 Q( 1,0, 0) の距離 PQ が最小であるとき, 2 A P を通る直線 l x 軸と交わることを示し,その交点の座標を求めよ.

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【5】との選択

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【6】  z0= 1+i z1 =a-i z2= (b+2 )+b i ,( a i は実数, i は虚数単位)とする.

(1) 複素数平面上で 3 z0 z1 z2 1 直線上にあるとき, a b で表せ.

(2)  3 z0 z1 z2 を頂点とする三角形が正三角形であるように, z1 z2 を定めよ.

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【8】との選択

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【7】  a b c d は実数であり, bc =1 を満たす.行列 A= (a b cd ) (A -E) ( A2-3 A+E )=O を満たす.ここで, O=( 0 0 00 ) E =( 10 0 1) である.

(1)  a+da d が成り立つことを証明せよ.

(2)  a および d の値を求めよ.

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【7】との選択

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【8】  3 つの円 x2 +( y-4) 2=1 x2 +y2 =1 (x- 6)2 +(y -2)2 =9 を考える. 3 P Q R は次の条件を満たすように同時に動き始める.

(ⅰ) 点 P (0, 3) を出発点として, 上を毎分 1 回の割合で負の向きに一定の速度で回転する.

(ⅱ) 点 Q (0, 1) を出発点として, 上を毎分 1 回の割合で正の向きに一定の速度で回転する.

(ⅲ) 点 R (6, -1) を出発点として, 上を毎分 1 回の割合で正の向きに一定の速度で回転する.

 ここで,回転の向きは,時計の針の回転と反対向きを正の向き,時計の針の回転と同じ向きを負の向きということにする.

 以下の問に答えよ.

(1)  PQR の重心 G( x,y) の軌跡を x y の式で表せ.

(2)  PQR が直角二等辺三角形となる時刻を出発の t 秒後とするとき, t の値をすべて求めよ.ただし, 0t< 60 とする.

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