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1999-10721-0101
1999 広島大学 前期
数学I・数学II・数学A・数学B
易□ 並□ 難□
【1】 2 点 (1, 1), (-1, 5) を通る 2 次関数のグラフについて,頂点を (p, q), y 軸との交点を (0 ,k) とする.
(1) p ,q を k で表せ.
(2) p ,q が共に正のとき, k の値の範囲を求めよ.
1999-10721-0102
【2】 a を正の定数とし, f⁡(x )=log 2⁡( a+x) +log4 ⁡(a -x) とする.
(1) f⁡(x ) が最大となる x の値を求めよ.
(2) f⁡(x ) の最大値が 4 以上のとき, a の値の範囲を求めよ.
1999-10721-0103
【3】 正六角形 ABCDEF の頂点 A ,B ,C の座標をそれぞれ (2 ,3) ,( 1,2) ,( a,b) とする.ただし, a>0 とする.
(1) a ,b の値を求めよ.
(2) 対角線 AD ,CF の交点の座標を求めよ.
1999-10721-0104
【4】 三角形 ABC において, AB=2 ,AC=1 とする. ∠A の二等分線が辺 BC と交わる点を P とし, ∠PAC= θ とする.
(1) 三角形 ABC の面積を θ を用いて表せ.
(2) AP を θ を用いて表せ.
(3) AP=BP のとき, θ の値を求めよ.
1999-10721-0105
【5】 大小 2 個のさいころを同時に投げる試行において,出た目の数の和が 3 の倍数のときには A が 3 点, B が 0 点を得るとし, 3 の倍数でないときには A が 0 点, B が 1 点を得るとする.
(1) この試行を 1 回行うとき, A の得点の期待値と B の得点の期待値を求めよ.
(2) この試行を n 回行うとき, A の合計得点と B の合計得点が等しくなる確率を, 1 から 10 までの自然数 n のそれぞれについて求めよ.
1999-10721-0106
数学I・数学II・数学III・数学A・数学B・数学C
【1】 A=( 0 1 10 ) とする.
(1) X=( a bc d ) に対して, A⁢X= X⁢A が成り立つとき, a ,b ,c ,d の満たす関係式を求めよ.
(2) 2 次の正方行列 B ,C が
A⁢B= B⁢A= C, B⁢C= C⁢B= A
を満たすとき, B ,C を求めよ.
1999-10721-0107
【2】 0<a< 1 とする.点 (1, 0) から楕円 x2 a2 +y2 =1 に引いた接線の接点の x 座標を b とする.
(1) b を a で表せ.
(2) 楕円 x2a 2+ y2= 1 の b≦ x≦a の部分と直線 x= b で囲まれた図形を, x 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積 V を a で表せ.
(3) V の値が最大となる a の値と,そのときの V の最大値を求めよ.
1999-10721-0108
【3】 OA=OB を満たす二等辺三角形 OAB において,頂点 A ,B からそれぞれの対辺またはその延長上に引いた 2 つの垂線の交点を G , 辺 AB の中点を H とする. OA→ =a→ , OB→ =b→ , ∠AOB= θ とおく.
(1) OG→ =s⁢ a→+ t⁢b → を満たす s ,t を θ を用いて表せ.
(2) 点 G が三角形 OAB の外部または周上にあるときの θ の値の範囲を求めよ.
(3) π 6≦ θ≦ 23 ⁢π のとき, |GH → | | OH→ | の値の範囲を求めよ.
1999-10721-0109
【4】 k を定数とする.曲線 y= x3- k⁢x 上の点 P( a,a3 -k⁢a ) における接線 l が,曲線上の P と異なる点 Q (b ,b3 -k⁢b ) を通るものとする.
(2) Q における曲線 y= x3- k⁢x の接線が l と直交するとき, k ,a の満たす関係式を求めよ.
(3) (2)で求めた関係式を満たす a が存在するような k の値の範囲を求めよ.
1999-10721-0110
【5】 n が自然数のとき,次の不等式を証明せよ.ただし, a>0 とする.
(ⅰ) (a+ 1)n ≧an +n⁢ an-1
(ⅱ) (n+ 1)n ≧2⁢ nn
(ⅲ) n!≦2 ⁢ ( n 2 ) n
1999-10721-0111
【6】 1 から n までの自然数を 1 つずつ書いた n 枚のカードがある.よくまぜて 1 枚引いては戻すということを 2 回行い, 1 回目に引いたカードに書かれている数と 2 回目に引いたカードに書かれている数の差の絶対値を得点とする試行を考える.
(1) この試行を 1 回行うときの得点の期待値を n の式で表せ.
(2) n=3 とする.この試行を 3 回行うとき,得点の合計が 2 である確率を求めよ.