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1999 慶応義塾大学 経済学部

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【1】  x 3 次関数 f (x) =-2 (x -1) 3+a x2 +bx +c (x -1) を因数にもつ.曲線 y =f( x) x =1 における接線の傾きは 2 で,この接線と曲線 y =f( x) x =2 で交わる.このとき, a= (1) (2) b= (3) (4) c= (5) (6) である.

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【2】 数列 { an}

{ an +1= 2an +1 a1= 3 n=1 2 3

で定める.このとき,一般項 a n

(7) (8) × (9) (10) n+ (11) (12)

である.また初項 a 1 から第 n a n までの和は

(13) (14) × (15) (16) n + (17) (18) n+ (19) (20)

で,この和が 1000 を超えるのは n (21) (22) のときである.

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【3】  x についての 4 次式

f( x)= x4- ax3 +(- 2a2 +a+4 )x 2+( -2a 2+4 a) x+4a

x についての 2 次式の積に因数分解すると,

f( x)= {x 2+( (23) (24) a+ (25) (26) ) x+4}

×{ x2+ ( (27) (28) a+ (29) (30) ) x+a}

となる. 4 次方程式 f (x) =0 が実数解をもたない実数 a の範囲は (31) (32) < a< (33) (34) である.

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【4】  A の袋と B の袋がある. A の袋には白玉が 4 個と赤玉が 2 個, B の袋には白玉が 2 個と赤玉が 3 個入っている.

(1)  A の袋と B の袋から同時に 1 個ずつ玉をとり出す.それらが同じ色である確率は (35) (36) (37) (38) である.

(2)  A の袋から玉を 2 個とり出す.この 2 個に含まれる白玉の個数の期待値は (39) (40) (41) (42) である.

(3)  A の袋から玉を 1 個とり出し B の袋に入れる.次に B の袋から玉を 1 個とり出したとき,この玉が白である確率は (43) (44) (45) (46) である.

(注) (1),(2)の各操作のあと,それぞれ玉はもとの状態にもどすものとする.

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【5】  2 次関数 y= f( x) のグラフは, 3 (0 ,0) (0 ,1) (a ,a5 -5a 3+4 a) を通る.ただし, a は定数で 0 <a<1 を満たすとする.

(1) 関数 f (x ) を求めると, f( x)= である.

(2) (1)で求めた f (x ) について定積分を計算すると, 01 f( x) dx= である.

 また 01 f (x )d x が最大となる a の値は である.

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【6】 空間において,点 A (1 ,3,0 ) を通りベクトル a =( -1,1 ,-1) に平行な直線を l B ( -1,3 ,2) を通りベクトル b= (-1 ,2,0 ) に平行な直線を m とする.

(1)  AB の大きさ | AB | を求めると, |AB | = である.

(2) 直線 l 上の任意の点を P (x ,y,z ) とする.ベクトル p= (x, y,z) を媒介変数 t を用いて表すと, p = である.

(3)  P は直線 l 上の点, Q は直線 m 上の点とする. PQ の大きさ | PQ | の最小値と,そのときの P Q の座標とを求めよ.

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【7】 複素数 z は等式

| z-2 z-1 | =2

を満たす.

(1) 複素数平面上で, z の表す点を P (x ,y) とする.点 P からそれぞれ点 A (2 ,0) B (1 ,0) に引いた線分 PA PB の長さの比を求めると,

AP の長さ: PB の長さ=

である.また点 P はどのような図形上にあるか,図形の方程式を求め,図示せよ.

(2) 

w= z-1 z

とおく. w の表す点を Q (x ,y) とする.点 Q はどのような図形上にあるか.図形の方程式を求め,図示せよ.

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