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1999-13338-0201
1999 慶応義塾大学 経済学部
易□ 並□ 難□
【1】 x の 3 次関数 f⁡ (x) =-2⁢ (x -1) 3+a ⁢x2 +b⁢x +c は (x -1) を因数にもつ.曲線 y =f⁡( x) の x =1 における接線の傾きは 2 で,この接線と曲線 y =f⁡( x) は x =2 で交わる.このとき, a= (1) (2) , b= (3) (4) , c= (5) (6) である.
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【2】 数列 { an} を
{ an +1= 2⁢an +1 a1= 3 ( n=1 ,2 ,3 ,⋯)
で定める.このとき,一般項 a n は
(7) (8) × (9) (10) n+ (11) (12)
である.また初項 a 1 から第 n 項 a n までの和は
(13) (14) × (15) (16) n + (17) (18) ⁢ n+ (19) (20)
で,この和が 1000 を超えるのは n≧ (21) (22) のときである.
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【3】 x についての 4 次式
f⁡( x)= x4- a⁢x3 +(- 2⁢a2 +a+4 )⁢x 2+( -2⁢a 2+4⁢ a)⁢ x+4⁢a
を x についての 2 次式の積に因数分解すると,
f⁡( x)= {x 2+( (23) (24) ⁢ a+ (25) (26) )⁢ x+4}
×{ x2+ ( (27) (28) ⁢ a+ (29) (30) )⁢ x+a}
となる. 4 次方程式 f⁡ (x) =0 が実数解をもたない実数 a の範囲は (31) (32) < a< (33) (34) である.
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【4】 A の袋と B の袋がある. A の袋には白玉が 4 個と赤玉が 2 個, B の袋には白玉が 2 個と赤玉が 3 個入っている.
(1) A の袋と B の袋から同時に 1 個ずつ玉をとり出す.それらが同じ色である確率は (35) (36) (37) (38) である.
(2) A の袋から玉を 2 個とり出す.この 2 個に含まれる白玉の個数の期待値は (39) (40) (41) (42) である.
(3) A の袋から玉を 1 個とり出し B の袋に入れる.次に B の袋から玉を 1 個とり出したとき,この玉が白である確率は (43) (44) (45) (46) である.
(注) (1),(2)の各操作のあと,それぞれ玉はもとの状態にもどすものとする.
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【5】 2 次関数 y= f⁡( x) のグラフは, 3 点 (0 ,0) ,(0 ,1) ,(a ,a5 -5⁢a 3+4⁢ a) を通る.ただし, a は定数で 0 <a<1 を満たすとする.
(1) 関数 f⁡ (x ) を求めると, f⁡( x)= ア である.
(2) (1)で求めた f⁡ (x ) について定積分を計算すると, ∫ 01 ⁡f⁡( x)⁢ dx= イ である.
また ∫01 ⁡f ⁡(x )⁢d x が最大となる a の値は ウ である.
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【6】 空間において,点 A (1 ,3,0 ) を通りベクトル a →=( -1,1 ,-1) に平行な直線を l , 点 B ( -1,3 ,2) を通りベクトル b→= (-1 ,2,0 ) に平行な直線を m とする.
(1) AB→ の大きさ | AB→ | を求めると, |AB →| = エ である.
(2) 直線 l 上の任意の点を P (x ,y,z ) とする.ベクトル p→= (x, y,z) を媒介変数 t を用いて表すと, p→ = オ である.
(3) P は直線 l 上の点, Q は直線 m 上の点とする. PQ→ の大きさ | PQ→ | の最小値と,そのときの P , Q の座標とを求めよ.
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【7】 複素数 z は等式
| z-2 z-1 | =2
を満たす.
(1) 複素数平面上で, z の表す点を P (x ,y) とする.点 P からそれぞれ点 A (2 ,0) ,B (1 ,0) に引いた線分 PA と PB の長さの比を求めると,
AP の長さ: PB の長さ= カ
である.また点 P はどのような図形上にあるか,図形の方程式を求め,図示せよ.
(2)
w= z-1 z
とおく. w の表す点を Q (x ,y) とする.点 Q はどのような図形上にあるか.図形の方程式を求め,図示せよ.