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1999-13442-0101
1999 東京理科大学 経営学部B方式
甲型,乙型の2共通
2月3日実施
(1),(2)合わせて配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の問題(1),(2)において,空欄に当てはまる負でない整数を求め,(ア)から(セ)までのそれぞれに適する 0 から 9 までの数を解答用マークカードにマークせよ.
(1) a+b+ c+d= 10 を満たす 0 以上の整数 a , b ,c ,d のすべての組のうち,
(a) a+b= 1 であるのは (ア) (イ) 組ある.
(b) a+b= c+d であるのは (ウ) (エ) 組ある.
(c) a+b+ c=5 であるのは (オ) (カ) 組ある.
1999-13442-0102
(2) 三角形 OAB において,辺 OA を 2: 3 の比に内分する点を P , 辺 OB を 1 :3 の比に外分する点を Q とする.線分 PQ を延長し,辺 AB との交点を R とする.
OA→ =a→ , OB→ =b→ とすると
(a) QP→ = (キ) (ク) ⁢ a→ + (ケ) (コ) ⁢ b → である.
(b) OR→ = (サ) (シ) ⁢ a →+ (ス) (セ) ⁢ b→ である.
1999-13442-0103
甲型
配点30点
【2】 区間 [0 ,4] で定義された関数
f⁡( x)= ∫0 x⁡ (t2 -4⁢t +8) ⁢dt+ C⁢ ∫0 4-x ⁡( -t+4 )⁢d t
が x= 2 のとき極値をとるという.
(1) C の値を求めよ.
(2) この区間での f⁡ (x ) の最大値と最小値の比を求めよ.
1999-13442-0104
30点
【3】 2 次方程式 x 2-m⁢ x+3⁢ m-5= 0 が整数の解だけをもつように,整数 m の値をすべて求めよ.
1999-13442-0105
乙型の2
40点
【2】 f⁡( x)= x⁢log⁡ x( x> 0) に対し以下に答えよ.なお,必要ならば結果
limx→ 0⁡ x⁢log⁡ x=0
を使ってよい.ただし, log は自然対数, e は自然対数の底である.
(1) 曲線 C: y=f⁡ (x ) の増減と凹凸と調べ, C の概形を描け.
(2) 次の積分
∫ 1e⁡ f⁡( t)⁢ dt
の値を求めよ.
(3) C 上の点 (e ,e) における C の接線, x 軸および C とで囲まれる面積を求めよ.
1999-13442-0106
乙型の1
【1】 xy 平面において,方程式
|x +2⁢y |+ |3 ⁢x-2 ⁢y| =4
が表すグラフを C とする.
(1) C の概形を描け.
(2) 点 (x ,y) が C 上を動くとき
x2 +y2
の最大値,最小値を求めよ.
1999-13442-0107
【2】 E=( 10 01 ) ,O= (0 0 00 ) とする.実数 a ,t ( t>0 ) について,
A=( a 2- 33 -a ), B=A+t ⁢E
とする.
(1) B2= O を満たす a , t を求めよ.
(2) (1)の結果として得られる行列 A , B について, A3 を B と E を用いて簡単に表せ.
(3) A10 を求めよ.
1999-13442-0108
【3】 2 つのサイコロ A , B をそれぞれ n 回投げ, k 回目に出た A , B それぞれのサイコロの目を ak ,bk とする. | a1- b1| +| a2- b2| +⋯+ |a n-bn | が 0 を除く偶数になる確率を P n とする.
(1) P1 と P 2 をそれぞれ求めよ.
(2) Pn を求めよ.
(3) limn→ ∞⁡ Pn を求めよ.