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1999-13442-0201
1999 東京理科大学 理工学部B方式
情報科,工業化,機械工,土木工学科
2月4日実施
(1)〜(3)と合わせて配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章の ア から ヤ までに当てはまる数字 0 〜 9 を求めて,解答用マークカードの指定された欄にマークしなさい.
(1) O を原点とする xy 平面上において, 2 点 A (0 ,4) ,B (3 ,0) をとる.線分 AB を t :1-t に内分する点 P の座標は ( ア ⁢ t,- イ ⁢ t+ ウ ) である. P から x 軸に下ろした垂線の足を H とし,線分 PH 上に点 Q を ▵QPO の面積と ▵QHB の面積が等しくなるようにとる.
t が 0< t<1 の範囲を動くとき,点 Q は曲線
y=- エ オ ⁢ x2 + カ キ ⁢ x( 0< x<3 )
の上を動く.
また ▵QOH の面積が最大となるのは, t= ク ケ のときであり,このとき点 Q の座標は ( コ , サ シ ) である.
1999-13442-0202
(1),(3)と合わせて配点40点
(2) 1 個のサイコロを 3 回続けて投げて出た目の数を順に a , b ,c とするとき, 2 次方程式 x2-( a-b) ⁢x+c =0 を考える.
(a) x=3 が,この方程式の解となる確率は ス セ ソ である.
(b) この方程式が重解をもつ確率は タ チ ツ である.
(c) この方程式が実数解をもたない確率は テ ト である.
1999-13442-0203
(1),(2)と合わせて配点40点
(3) O を原点とする座標空間において,点 A (0 ,1,1 ), B( 1,0, 1) ,P (- 5,2,3 ) をとり, 3 点 O , A , B を通る平面を α とする.平面 α 上の点 H の位置ベクトル OH → を OH→= s⁢OA→ +t⁢ OB→ ( s , t は実数)と表すとき,
PH→ ⋅OA→ = ナ ⁢ s+ ニ ⁢ t- ヌ
PH→ ⋅OB→ = ネ ⁢ s+ ノ ⁢ t+ ハ
である. PH→ が平面 α と垂直であるとき, s= ヒ , t=- フ となる.したがって, α 上の点のうち点 P に最も近い点の座標は ( - ヘ , ホ , マ ) であり, P とその点との距離は ミ ⁢ ム である.また平面 α に関して P と対称な点の座標は ( - メ , モ ,- ヤ ) である.
1999-13442-0204
30点
【2】 f⁡( x)= x 22 とし,曲線 y= f⁡( x) 上に 2 点 P (a ,f⁡( a)) ,Q (b ,f⁡( b)) をとる.ただし, a<0< b であるものとする.点 P , Q における y =f⁡( x) の接線をそれぞれ l1 ,l2 とし,直線 l 1 と l 2 の交点を A , 三角形 AQP の面積を S とする.
(1) 直線 l 2 の方程式,および,点 P と直線 l 2 との距離を a , b を用いて表せ.
以下,直線 l 1 と直線 l 2 は直交しているものとする.
(2) S を b を用いて表せ.
(3) b が 0< b の範囲を動くとき, S の最小値とそのときの b の値を求めよ.
1999-13442-0205
【3】 K を定数とし, f⁡( x) は次の条件を満たす関数とする.
f⁡( 2⁢x) = ∫0π ⁡f⁡( t)⁢ dt+K⁢ x⁢cos⁡ x
f′ ⁡( π)= -π 2
(1) 定数 K の値を求めよ.
(2) 定積分 ∫0π ⁡x⁢ cos⁡ x2 ⁢ dx の値を求めよ.
(3) 関数 f ⁡(x ) を求めよ.