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1999-13442-0401
1999 東京理科大学 理工学部B方式
数,建築,電気電子情報学科
2月6日実施
(1)〜(3)合わせて配点40点,
数学科は60点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章中の ア から ノ までに当てはまる数字 0 〜 9 を求めて,解答用マークカードの指定された欄にマークしなさい.
(1) 複素数平面上に図のような長方形があり,点 A を表す複素数が 3+4⁢ 3⁢i , 点 B を表す複素数が 3 ⁢3+ 3⁢i であり, AB:BC= 1:3 であるとする.
このとき点 C を表す複素数は
( ア + イ ⁢3 )+ ( ウ + エ ⁢3 )⁢i
である.また,線分 AC と線分 BD の交点を E とすると, E を表す複素数は
1 2⁢ ( オ + カ ⁢ 3) +1 2⁢ ( キ + ク ⁢ 3) ⁢i
である.
1999-13442-0402
(1)〜(3)合わせて配点40点
(2) x についての 2 次方程式
x2+ (2⁢ t+k+ 1)⁢ x+( k⁢t+ 6)= 0
を考える.
この 2 次方程式が, -1≦t ≦1 となるすべての t に対して実数解をもつためには,定数 k が k2+ ケ ⁢ k- コ サ ≧ 0 を満たすこと,すなわち
k≦- シ または ス ≦ k
であることが必要十分である.
また,この 2 次方程式が, -1≦t ≦1 となる少なくとも 1 つの t に対して実数解をもつためには,定数 k が k2+ セ ⁢ k- ソ タ ≧ 0 を満たすこと,すなわち
k≦- チ または ツ ≦ k
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(1)〜(2)合わせて配点40点
(3) 1 つのサイコロを n 回続けて投げて,出た目の数を順に a1 ,a 2 ,⋯ ,an とするとき,
a 17 + a27 2+ ⋯+ an7 n> 1 2
となる確率を p n とおく.
p1= テ ト , p2= ナ ニ ヌ
である.また lim n→∞ ⁡p n= ネ ノ となる.
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30点,数学科は45点
【2】 関数 f⁡ (x ) はすべての実数で微分可能であり, f⁡( 0)= 2 であるとする.
(1) f′⁡ (0) =1 であるとき,次の式が成り立つように定数 a , b を定めよ.
limh→ 0⁡ 1h⁢ {f ⁡(a ⁢h) ⁢cos⁡h -b} =3
(2) すべての実数 x で
limh→ 0⁡ 1h⁢ {f⁡ (x+ h2) -f⁡( x)} = 1+x+ x2 1+x2
を満たす f⁡ (x ) を求めよ.
(3) すべての正の実数 t で
limh→ ∞⁡ 1h⁢ {f ⁡(log ⁡(t +h) -f⁡( log⁡t) }=1 +log⁡t
を満たす f⁡ (x) を求めよ.
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【3】 f⁡( x)= (1 -x) 2 ( 0≦x≦ 1) とする.曲線 y= f⁡( x) 上の点 P ( t,f⁡ (t) ) から x 軸, y 軸へ下ろした垂線の足をそれぞれ Q , R とおく.ただし,点 P が x 軸上にあるときは点 Q は P を, y 軸上にあるときは点 R は P を表すものとする.
(1) t≠0 のとき,線分 QR を表す式を求めよ.
(2) a を 0< a<1 となる定数とする.線分 QR 上に x 座標が a であるような点がもし存在すれば,その点の y 座標を v とおく. t が 0 ≦t≦1 の範囲を動くとき, v がとり得る値の範囲を求めよ.
(3) t が 0≦ t≦1 の範囲を動くとき,線分 QR が通過してできる領域の面積を求めよ.