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1999-13442-0601
1999 東京理科大学 工学部B方式
建築,電気工学科
2月8日実施
(1)〜(3)合わせて配点50点
易□ 並□ 難□
【1】 次の(1),(2),(3)において, 内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークカードにマークせよ.分数は既約分数とし,値が整数の場合は分母を 1 とする.
(1) 凸 10 角形を考える.この 10 角形の頂点から 3 個の頂点を選んで作られる三角形の個数は ア イ ウ である.このうち,もとの 10 角形の辺を辺として持つ三角形の個数は エ オ である.
3 個の頂点を選んで作られる ア イ ウ 個の三角形からでたらめに相異なる 2 個をとったとき,それらが 1 個以上の頂点を共有する確率は カ キ ケ コ である.
また, 3 個の頂点を選んで作られる ア イ ウ 個の三角形からでたらめに相異なる 2 個をとったとき,どちらの三角形ももとの 10 角形の辺を辺として持たない確率は サ シ ス セ ソ である.
1999-13442-0602
(2) 3 次方程式
x3- x2+ 2⁢x+ 4=0
について考える.この方程式の虚数解も含めた 3 つの解の絶対値の和は, ア であり,それぞれの解を 3 乗したものの和は, - イ ウ である.また,虚数解の 1 つを α とすると,
エ α- オ = エ - 8- オ ⁢ α
が成り立つ.
1999-13442-0603
(3) 定数 t を含む x , y の連立方程式
{ 2⁢sin ⁡x=( t-5) ⁢sin⁡y 2⁢ tan⁡x= (t- 3)⁢ tan⁡y
を考える.
(a) この方程式は, t=9 のとき解を持ち,その解に対して, cos⁡x =± ア , または, cos⁡x =± イ ウ になる.
(b) この方程式が sin⁡ x≠0 ,cos⁡ x≠0 となる解を持つ t の範囲は, t> エ , または, オ <t< カ である.
1999-13442-0604
配点25点
【2】 原点を通って x 軸となす角が α ( 0≦ α<π ) の直線と楕円 (x -1) 24 + y23 =1 との二つの交点を A , B とし,楕円の二つの焦点のうち x 座標が大きい方の焦点を F とする.
(1) 楕円の二つの焦点の座標を書け.
(2) 線分 AB の長さ d , 三角形 ABF の面積 S を α で表せ.
(3) α を変化させたときの S の最大を求めよ.
(4) 長さ AF と長さ BF の積 p= AF⋅BF を α で表し, α を変化させたときの p の最大値を求めよ.
1999-13442-0605
【3】 一辺の長さが 2⁢ a の正三角形 ABC に辺 BC 上で,中点 O から B に向かって x の位置にある点を D とする(図を参照のこと).辺 AB 上の点 E と辺 AC 上の点 F を結ぶ直線で三角形を折り返し,点 A が点 D に重なるようにする.
(1) 長さ BE と長さ DE の和を a で表せ.
(2) 長さ AE および長さ AF を a と x で表せ.
(3) x を範囲 0≦ x≦a 内で変化させたときの長さ AE の最小値と最大値を求めよ.
(4) 三角形 AEF の面積 S を a と x で表せ.
(5) x を範囲 0≦ x≦a 内で変化させたときの面積 S の最小値と最大値を求めよ.