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1999 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

(1)〜(5)合わせて40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の問題(1),(2),(3),(4),(5)については,各問の解答をそれぞれの下に示されている表の中から選び,その番号を解答用マークカードにマークしなさい.

(1)  x に関する 3 次方程式

x3- 36x- a=0

3 つの実数解を持ち,そのうち少なくとも 1 つは偶数である.このとき,定数 a は何通りの値を取り得るか.解答は表1の中から選べ.

表 1

番 号

解 答

0

10 通り以上

1

1 通り

2

2 通り

3

3 通り

4

4 通り

5

5 通り

6

6 通り

7

7 通り

8

8 通り

9

9 通り

1999 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

(1)〜(5)合わせて40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の問題(1),(2),(3),(4),(5)については,各問の解答をそれぞれの下に示されている表の中から選び,その番号を解答用マークカードにマークしなさい.

(2) 複素数 z w が,関係式

(z+ a) w=2 bz

を満たす.ただし, a b は実数であり, a>0 b 0 とする.

(a)  w の虚部を 1 とし,実部を任意の値とするとき,複素数平面上における z の軌跡を求め,その軌跡の全ての点を含む図形の記述を,表2の中から 1 つ選べ.

(b)  i を虚数単位とするとき,(a)で求めた軌跡が i 1+ 2i を通るように, a b の値を決定せよ.解答は,正しい値の組合せを,表3の中から選べ.

表 2

番 号

解 答

0

中心が -a+b i にあって半径 a の円

1

中心が a b-ai にあって半径 b の円

2

中心が a-b i にあって半径 a b の円

3

中心が -b- ai にあって半径 b 2 の円

4

中心が -a+ ab i にあって半径 a b の円

5

中心が -a b+b i にあって半径 a 2 の円

6

-a+b i b- bi を通る直線

7

ab+ ai -b+ ab i を通る直線

8

a+b i -a+ ai を通る直線

9

ab- ai b+ ab i を通る直線

表 3

番 号

解 答

0

a=3 b= 53

1

a=2 3 b=2

2

a=1 b=1

3

a=2 b= 23

4

a= 53 b=- 3

5

a=4 b= 54

6

a= 52 b=3

7

a= 54 b=- 4

8

a=3 b= 52

9

a=1 b=- 1

1999 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

(1)〜(5)合わせて40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の問題(1),(2),(3),(4),(5)については,各問の解答をそれぞれの下に示されている表の中から選び,その番号を解答用マークカードにマークしなさい.

(3)  サイコロを 3 回投げ, 1 回目, 2 回目, 3 回目に出た目の数をそれぞれ n1 n 2 n 3 とする.平面上のベクトル u1 u2 u 3

ui = (cos ni π3 ,sin ni π3 ) i=1 2 3

とするとき, u1 + u2 +u3 = 0 となる確率を求めよ.解答は,表4の中から選べ.

表 4

番 号

解 答

0

1

1

12

2

1 3

3

16

4

112

5

118

6

136

7

154

8

1108

9

1216

1999 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

(1)〜(5)合わせて40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の問題(1),(2),(3),(4),(5)については,各問の解答をそれぞれの下に示されている表の中から選び,その番号を解答用マークカードにマークしなさい.

(4)  x に関する多項式 k =1n ( 1+x) k x 7 x8 x9 の係数が,この順で等差数列をなす.このとき, n の値は 2 つあって a b a< b である. a b を求めよ. a は表5の中から選び, b は表6の中から選べ.

表 5

番 号

解 答

0

10

1

11

2

12

3

13

4

14

5

15

6

16

7

17

8

18

9

19

表 6

番 号

解 答

0

20

1

21

2

22

3

23

4

24

5

25

6

26

7

27

8

28

9

29

1999 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

(1)〜(5)合わせて40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の問題(1),(2),(3),(4),(5)については,各問の解答をそれぞれの下に示されている表の中から選び,その番号を解答用マークカードにマークしなさい.

(5) 直角三角形 ABC があり, C =R (直角), BC=x CA=1 である.辺 CA 2:3 に内分する点を D とし, CBD= α DBA=β とおく.

(a)  tan βtan α の値を求めよ.解答は表7の中から選べ.

(b)  x が限りなく大きくなるとき, β α はどのような値に近づくか.解答は表8の中から選べ.

表 7

番 号

解 答

0

3x 3+2 x

1

2x 2+3 x

2

( 2+3 )x 3+( 2+3 )x

3

( 2+3 )x 2+( 2+3 )x

4

( 3+6 )x 3+( 2+6 )x

5

(2+ 6) x2 +(3 +6) x

6

( 2+6 )x 23+ (3+ 6) x2

7

( 3+6 )x 22+ (2+ 6) x2

8

( 5+6 )x 23 +(5 +6) x2

9

( 5+6 )x 22+ (5+ 6) x2

表 8

番 号

解 答

0

0

1

1

2

3 2

3

2

4

3

5

6

6

6 3

7

6 2

8

2 +6 3

9

3 +6 2


1999 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

30点

易□ 並□ 難□

【2】 平面上の点 O A B が同一直線上にないとき,線分 AB 3: 2 に内分する点を C 線分 AB 3 :2 に外分する点を D とする. 0<x <1 とし,線分 OA x :(1 -x) に内分する点を P 線分 OC と線分 BP の交点を Q とする.線分 AQ の延長と線分 OD の交点を R とし, OR:RD= y:( 1-y) とする.ただし, 0<y <1 とする.また, OA a OB b で表す.

(1)  OQ a b x を用いて表せ.

(2)  y x を用いて表せ.

(3)  OC RB が平行になるときの x の値を求めよ.

(4) 三角形 APR の面積が最大となるときの x の値を求めよ.

1999 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

30点

易□ 並□ 難□

【3】  xy 平面上に円 C 1:x 2+y 2=1 と放物線 C 2:x 2-8 y+19= 0 がある.直線 l1:y =ax +b a>0 b> 0 C 1 C 2 に接する.また,半径 2 の円 C 3 があって, C3 l 1 と直線 l 2:x= 1 に接する.ただし, C3 x 軸と交わり,かつ C 3 の中心は第 1 象限にある.

(1)  a b の値を求めよ.

(2)  C3 の中心の座標を求めよ.

(3)  C3 x 軸で囲まれ, y0 の領域にある図形を x 軸のまわりに回転してできる回転体の体積を求めよ.

(4)  C1 上を動く点 P C 3 上を動く点 Q がある. P は,時刻 t =0 ( -1,0 ) を出発し, C1 上を一定の早さで反時計回りに 1 回転し, t=2 π ( -1,0 ) に戻る.また, C3 l 2 に接する点を A とするとき, Q は, t=0 A を出発し, C3 上を一定の早さで反時計回りに 1 回転し, t=2 π A に戻る.このとき,線分 PQ の中点が描く軌跡を求めよ.

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