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2000-10267-0101
2000 東京工業大学 前期
配点70点
易□ 並□ 難□
【1】 (x,y ) 平面において半円 :x2 +y2 =1 ,y≧0 の内部が鏡になっているとする.図のように,定点 (1, 0) より x 軸となす角 θ で光線が発射され, 2 回半円に反射したのち, x 軸上の点 P を通過したとする.
(1) このような状況が起こるための θ の範囲を求めよ.
(2) P の座標を θ を用いて表せ.
(3) θ が(1)の範囲を動くときの P の動く範囲を求めよ.
2000-10267-0102
配点60点
【2】(1) 極座標表示された複素数 z=r ⁢(cos⁡ θ+i⁢ sin⁢θ ) が | z+ 12 |< 12 をみたすための必要十分条件を r と θ を用いて表せ.
(2) n を自然数とするとき, | 1+z +⋯+ zn | 2 を r ,θ ,n を用いて表せ.
(3) 複素数 z が | z+ 12 |< 12 をみたすならば,すべての自然数 n にたいし
|1+ z+⋯+ zn| <1
が成り立つことを示せ.
2000-10267-0103
【3】 1 辺の長さが 1 の正三角形を底面とし高さが 2 の三角柱を考える.この三角柱を平面で切り,その断面が 3 辺とも三角柱の側面上にある直角三角形であるようにする.そのような直角三角形の面積がとりうる値の範囲を求めよ.
2000-10267-0104
【4】 n は 2 以上の自然数とする.関数
y=ex ⋯ (ア) y=e n⁢x -1 ⋯(イ)
について以下の問いに答えよ.
(1) (ア)と(イ)のグラフは第 1 象限においてただひとつの交点を持つことを示せ.
(2) (1)で得られた交点の座標を (an ,bn ) としたとき
limn→ ∞⁡ an と lim n→∞ ⁡n ⁢an
を求めよ.
(3) 第 1 象限内で(ア)と(イ)のグラフおよび y 軸で囲まれた部分の面積を Sn とおく.このとき
limn→ ∞⁡ n⁢Sn