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2000-10272-0201
2000 一橋大学 後期
易□ 並□ 難□
【1】(1) 2≦a< b≦M をみたすすべての整数 a ,b について不等式
3⁢( a2+ b2)< 2⁢( a+b) 2
が成立するような正の整数 M のうち最大のものを求めよ.
(2) 2≦a< b<c≦ N をみたすすべての整数 a ,b , c について不等式
2⁢( a2+ b2+ c2)< (a+ b+c) 2
が成立するような正の整数 N のうち最大のものを求めよ.
2000-10272-0202
【2】(1) z10- z7- z3+ 1=0 をみたす複素数 z をすべて求めよ.
(2) n を 3 以上の整数とする. zn+ 1 zn =z2 + 1z2 をみたす異なる複素数 z の個数を求めよ.
2000-10272-0203
【3】 AB=AC= 2, BC=6 である二等辺三角形 ABC の周上に動点 P ,Q がある.動点 P は時刻 t= 0 で C を出発し,秒速 2 で C→ A→B の向きに進み,動点 Q は時刻 t= 0 で A を出発し,秒速 1 で A→ B の向きに進む. 0≦t <2 をみたす t に対し,出発してから t 秒後の線分 PQ の長さを f⁡ (t) とおく.
(1) 0≦t≦ 1 の範囲での f⁡ (x) の最小値を求めよ.
(2) a を正の定数とする. 0≦t< 2 の範囲で, f⁡(t )≧ a がなりたっている時間がちょうど 1 秒間であるような a を求めよ.
2000-10272-0204
【4】 f⁡(x )=x3 -3⁢ x とする.
(1) x≦a における f⁡ (x) の最大値 M⁡ (a) を求めよ.
(2) x≦a をみたすすべての x に対して f⁡ (x)≦ 6⁢a が成立するような a の範囲を求めよ.
2000-10272-0205
【5】 n 枚のカードがあり, 1 枚目のカードに 1 ,2 枚目のカードに 2 ,⋯ ,n 枚目のカードに n が書かれている.これらの n 枚のカードから無作為に 1 枚取り出してもとに戻すことを 3 回行う.取り出されたカードに書かれている数を取り出された順に x ,y ,z とする.
(1) x>y となる確率 p を求めよ.
(2) 2⁢x= y+z となる確率 q を求めよ.