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2000 一橋大学 後期

易□ 並□ 難□

【1】(1)  2a< bM をみたすすべての整数 a b について不等式

3( a2+ b2)< 2( a+b) 2

が成立するような正の整数 M のうち最大のものを求めよ.

(2)  2a< b<c N をみたすすべての整数 a b c について不等式

2( a2+ b2+ c2)< (a+ b+c) 2

が成立するような正の整数 N のうち最大のものを求めよ.

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【2】(1)  z10- z7- z3+ 1=0 をみたす複素数 z をすべて求めよ.

(2)  n 3 以上の整数とする. zn+ 1 zn =z2 + 1z2 をみたす異なる複素数 z の個数を求めよ.

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【3】  AB=AC= 2 BC=6 である二等辺三角形 ABC の周上に動点 P Q がある.動点 P は時刻 t= 0 C を出発し,秒速 2 C AB の向きに進み,動点 Q は時刻 t= 0 A を出発し,秒速 1 A B の向きに進む. 0t <2 をみたす t に対し,出発してから t 秒後の線分 PQ の長さを f (t) とおく.

(1)  0t 1 の範囲での f (x) の最小値を求めよ.

(2)  a を正の定数とする. 0t< 2 の範囲で, f(t ) a がなりたっている時間がちょうど 1 秒間であるような a を求めよ.

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【4】  f(x )=x3 -3 x とする.

(1)  xa における f (x) の最大値 M (a) を求めよ.

(2)  xa をみたすすべての x に対して f (x) 6a が成立するような a の範囲を求めよ.

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【5】  n 枚のカードがあり, 1 枚目のカードに 1 2 枚目のカードに 2 n 枚目のカードに n が書かれている.これらの n 枚のカードから無作為に 1 枚取り出してもとに戻すことを 3 回行う.取り出されたカードに書かれている数を取り出された順に x y z とする.

(1)  x>y となる確率 p を求めよ.

(2)  2x= y+z となる確率 q を求めよ.

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