Mathematics
Examination
Test
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2000 九州大学 前期
文系,理系共通
文系は【6】〜【8】から1題選択
理系は【5】で,【4】〜【6】から1題選択
配点50点
易□ 並□ 難□
【7】 からまでの数で個からなる重複しない数の順列を作り出す算法として,下記のものを考えた.ただし,は順列を表し,算法の開始の時は数を含まない(は空であるという)とする.算法の終了時には結果として順列を得るものとする.
算法〔以下(a),(b),(c),…の順に行う〕
(a) を空とし,とする.
(b) からまでの数からデタラメに数を選ぶ.
(c) が順列に入っているならば,の直後にを入れ,そうでないならば,をの先頭に入れる.
(d) を増やす.
(e) ならば,(b)へもどる.ならば,終了する.
(1) の場合で(b)において選ばれた数は順にであった.その結果として得られる順列はどのような順列か.
(2) の場合で結果として得られた順列がであった.(b)で選ばれた数の列は何であったか.
(3) 算法の結果として得られた順列から(b)において選ばれた数の列を復元する算法を記述せよ.
【7】 発芽して一定期間後の,ある花の苗の高さの分布は母平均母標準偏差の正規分布であるとする.
(1) 花壇に植えるとき,高さがより低い苗とより高い苗は間引くとする.としたとき,苗が間引かれる確率を求めよ.
(2) 母平均が未知であったため,大きさの標本を任意抽出して,信頼度のに対する信頼区間を求めたところ,であった.標本平均の値とを求めよ.
(3) 赤花と白花を交配して得られた種子と,赤花同志の交配で得られた種子をまいて育てた苗の花の色を調べた.赤白交配の種子を赤花のみからの種子をとし,咲いた花の色については,赤白混じったものは赤のみであればとして,観察した結果は以下の通りとなった.種子の種類と咲いた花の色の相関係数を求めよ.
種 子 | ||||||||||
花の色 |
正規分布表