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2000 上智大学 経済(経営)学部

易□ 並□ 難□

【1】(1)  k を自然数とし,数列 an を次で定める.

an= (1 + k1 ) (1 + k2 ) (1+ k n)

(ⅰ)  k=1 のとき, an= n+ である.

(ⅱ)  k=2 のとき,次が成立する.

1 a1 +1 a2 ++ 1 an = n n+

(2)  bn= 1+ (-1 )n+ 1n とし, cn= b1 b2 bn とする.

(ⅰ)  c8= c11= である.

(ⅱ)  cn 61 57 となる n は,全部で 個ある.

2000 上智大学 経済(経営)学部

易□ 並□ 難□

【2】 連立不等式

{ |x |+ |y | ay x2 -a2

があらわす座標平面上の領域を D とする.ただし, a>0 とする.

(1) 直線 l:y =x-a と放物線 C: y=x2 -a2 の交点の x 座標は, a または + a である.また, l C のすべての交点が領域 D に含まれるための必要十分条件は

a0 a1

である.ここで,

a0=

である.

(2) 領域 D の面積を S とする.

(ⅰ)  a1 のとき

S= a2

である.

<(ⅱ)  a0 a1 のとき

S= a3 + a 2+ a+

である.

(ⅲ)  0<a a0 のとき

S= a 3+ a2

である.

2000 上智大学 経済(経営)学部

文(心理)学部【4】の類題

易□ 並□ 難□

2000年上智大経済(経営)学部【3】の図

図1

2000年上智大経済(経営)学部【3】の図

図2

【3】  1 から 4 までの数字が書かれた 4 枚のカードと,正方形 ABCD がある.図1のように正方形を 4 等分して 1 から 4 までの番号をふり,カードを 1 枚引いてその番号の正方形を選び,カードをもとに戻す.これを 1 回目の試行とする. 2 回目には, 1 回目に選んだ正方形に対して同様の試行を行い,以下これを繰り返す.例えば, 3 回の試行でカードを 1 3 2 と引いたとすると,図2の正方形■を選んでいる.

  n 回の試行の結果選んだ正方形を Pn とする.再度,正方形 ABCD から出発して n 回の試行を行い,選んだ正方形を Qn とする.

(1)  Pn A B C D いずれかを頂点にもつ確率は ( ) n-1 である. Pn A B C D いずれかを頂点にもち,かつ, Qn Pn と隣り合っている確率は

( ) n-1

である.ただし, 2 つの正方形が隣り合っているとは,それらが一辺のみを共有していることとする.

(2)  Pn の一辺が正方形 ABCD の辺上にあり,かつ, A B C D がいずれも Pn の頂点でない確率は

( 12 ) n-1 + ( 14 ) n-1

である. Pn がこの条件をみたし,かつ, Qn Pn と隣り合っている確率は

( 18 ) n-1 + ( 1 16 ) n-1

である.

(3)  P2 Q2 が隣り合っている確率は である.一般に, Pn Qn が隣り合っている確率は

( 14 ) n-1 + ( 18 ) n-1

である.

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