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図1
図2
【3】 からまでの数字が書かれた枚のカードと,正方形がある.図1のように正方形を等分してからまでの番号をふり,カードを枚引いてその番号の正方形を選び,カードをもとに戻す.これを回目の試行とする.回目には,回目に選んだ正方形に対して同様の試行を行い,以下これを繰り返す.例えば,回の試行でカードをと引いたとすると,図2の正方形■を選んでいる.
回の試行の結果選んだ正方形をとする.再度,正方形から出発して回の試行を行い,選んだ正方形をとする.
(1) がいずれかを頂点にもつ確率はである.がいずれかを頂点にもち,かつ,がと隣り合っている確率は
である.ただし,つの正方形が隣り合っているとは,それらが一辺のみを共有していることとする.
(2) の一辺が正方形の辺上にあり,かつ,がいずれもの頂点でない確率は
である.がこの条件をみたし,かつ,がと隣り合っている確率は
である.
(3) とが隣り合っている確率はである.一般に,とが隣り合っている確率は
である.