2000 上智大学 理工(機械・化学)学部MathJax

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2000 上智大学 理工学部

機械工学科・化学科

易□ 並□ 難□

【1】

(1) 複素数 z の偏角を θ で表す. i を虚数単位とする.次の 2 つの条件

(A)  |z | 5- |z | 4+| z|- 1=0

(B)  z5- z4+ z-1= -0

を考える.

[選択肢] { 1 必要十分条件 2 必要条件ではないが十分条件 3 十分条件ではないが必要条件 4 必要でも十分でもない条件

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機械工学科・化学科

易□ 並□ 難□

【1】

(2) 複素数平面上において,原点 O を中心とする半径 1 の円の円周とその内部からなる領域を C とする.点 z C 上を動くとき, w= z-1 a (ただし a> 0 )を満たす点 w のえがく図形を D (a) とする. C D (a) の共通部分の面積を S (a) とおくと

lima 0S (a) = π S (1) = π+

である.

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【1】

(3) 複素数平面上において,点 z が虚軸上を動くとき, w= 2z+1 を満たす点 w のえがく図形は,点 + i を中心とする半径 の円から 1 点を除いた図形となる.

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【2】 座標空間において,原点 O を通り,ベクトル u =(1, 4,1) に平行な直線を l A (0, 2,1 ) を中心とする半径 1 の球面を S とする.直線 l と球面 S の交点のうち原点 O に近いものを P とおく.

(1) 点 P の座標は ( , , ) である.

(2) ベクトル PO とベクトル AP の内積は である.

(3) 線分 PO と線分 AP を含む平面上で,線分 AP を含む直線に関して,点 O と対称な点を R とする.ベクトル PR = ( , , ) である.

(4) 線分 PR を含む直線が xy 平面と交わる点の座標は ( , ,0 ) である.

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【3】(1)  02 |x -1| dx= ( + ) である.

(2)  x=1+ sint とおいて,置換積分をおこなうと

0π2 sin t1 -sint 1+ sint d t= +

が得られる.

(3) 座標平面上を運動する点 P の座標 (x, y) が,時刻 t の関数として

{ x=(1 -sint )cos ty =(1- sint) sint

で与えられているとする.このとき,点 P の時刻 t における速度の大きさは + sin t である. t=0 から t= π 2 までに点 P の動いた道のりは + である.

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【4】 表と裏の出る確率が同じであるコインを n 回投げて, i 回目が表ならば a i=1 裏ならば a i=0 として, ai i=1 2 n を定め,

fn (x)= a1 x+a2 x2 ++ a xn

とおく. fn ( 1) fn (x ) x= c における微分係数を表す.

(1)  f10 (1) の期待値は である.

(2)  fn (1)= 2 であるときに, fn (1) a である確率を Pn (a ) で表せば

P11 (12)= P16 (12)=

である.

(3)  fn ( 3) の期待値は

( 1+( n+ ) 3n)

である.

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