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2001 東北大学 後期

法・経済学部

易□ 並□ 難□

【1】  2 つの放物線 C: y=2 x2+ ax D:y = 12 x2+ bx+ c がそれぞれ原点 (0, 0) と点 (2, 2) で直線 y= x と接するように a b c の値を定めよ.また,このとき C x 0 の部分と D および直線 y= x が囲む部分の面積を求めよ.

2001 東北大学 後期

法・経済学部

易□ 並□ 難□

【2】  a は定数で, -90°< t<90 ° とする. 2

がある t に対して同じ点となるとき,定数 a の値およびそのときの t の値を求めよ.

2001 東北大学 後期

法・経済学部

易□ 並□ 難□

【3】  a b を実数とし,

f(x )=x2 -2a | x|+ b

とする. |f (x)| =1 を満たす実数 x の個数を N とする.

(1)  a0 のとき, N の最大値を求めよ.

(2)  N=6 となるような点 (a, b) の範囲を ab 平面上に図示せよ.

2001 東北大学 後期

法・経済・理・工・歯・

薬・農・医学部共通

理・工・歯・薬・農・医学部は【3】

易□ 並□ 難□

【4】  n を正の整数とする. 2 人が 1 1 で対戦する競技の大会に 2 n 人の選手が参加する. 1 日の試合の組み合わせ表は,どの選手も 1 試合行うように, n 試合の組み合わせを決めたものである.

(1)  1 日の試合の組み合わせ表は全部で何通りあるか.ただし,試合の順序は考えず,どの選手の対戦相手も同じなら,同じ組み合わせ表とする.

(2)  1 日目の組み合わせ表を決めておく.どの選手の対戦相手も 1 日目と違う 2 日目の組み合わせ表が Mn 通りあるとする. 1 つの試合だけが 1 日目と同じ対戦相手で,他のどの選手の対戦相手も 1 日目と違う 2 日目の組み合わせ表が何通りあるかを, n M n-1 を用いて表せ.

(3)  n=4 すなわち参加選手が 8 人であるとする. 1 日目の試合が終わった後で, 2 日目の対戦相手を無作為に決めるとき,どの選手の 2 日目の対戦相手も 1 日目と違う確率を求めよ.

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理・工・歯・薬・農・医学部

易□ 並□ 難□

【1】  a>1 とする. xy 平面上の領域

D:1 xa 0y 1 x

を, y 軸に平行な n- 1 本の直線

x=ak k=1 2 n-1 1 <a1 <a2 << an-1 <a

により分割し, D の面積を n 等分する. an= a として,極限

limn 1n ( 1a1 +1 a2 ++ 1an )

を求めよ.

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理・工・歯・薬・農・医学部

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【2】 複素数平面において,

(1)  α を絶対値 1 の複素数とし, l を原点と α を通る直線とする. α を通り l に垂直な直線 m 上の点 z は方程式

α z+α z =2

を満たすことを示せ.

(2)  α β γ を絶対値 1 の複素数とし, β α γβ αγ の偏角はすべて 0 ° より大きく 180 ° より小さいとする.このとき, 3 つの直線

α z +α z =2 β z +β z =2 γ z+γ z =2

で囲まれる部分が原点を中心とする正三角形であれば,

α+β+ γ=0

となることを示せ.

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理・工・歯・薬・農・医学部

易□ 並□ 難□

【4】  a x y は実数で, a<1 y<x とする.行列

A=( 0 1 -aa +1 ) B=( 1 1 xy ) C=( x 00 y)

A B=B C を満たすとする.

(1)  B a を用いて表せ.

(2)  B-1 および An n=1 2 3 a を用いて表せ.

(3) 数列 {pn }

p0= b p1= c( p n pn+1 ) =A( p n-1 pn ) n=1 2 3

によって定める. {pn } が収束するための a b c の条件を求めよ.また,そのときの極限 lim n p n を求めよ.

2001 東北大学 後期

理・工学部

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【5】  a>0 に対して,曲線 y= ea x+e -ax 2 a - 1x 1 の長さを L (a) とする.

(1) この曲線の概形を描け.

(2)  L(a ) を求めよ.

(3)  L(a ) a の関数として単調増加関数であることを示せ.

2001 東北大学 後期

理・工学部

易□ 並□ 難□

【6】  0<a< 1 であるような定数 a に対して,次の方程式で表される曲線 C を考える.

C:a2 (x 2+y 2)= (x2 +y2 -x) 2

(1)  C の極方程式を求めよ.

(2)  C x 軸および y 軸との交点の座標を求め, C の概形を描け.

(3)  a= 13 とする. C 上の点の x 座標の最大値と最小値および y 座標の最大値と最小値をそれぞれ求めよ.

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