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2001-11556-0101
2001 大阪市立大学 前期
商・経済・生活科学部
50点
易□ 並□ 難□
【1】 数列 {an } は a1 =1 ,( an+ 1- an) 2= an+ 1+ an ,an +1> an (n =1, 2 ,3 , ⋯ ) を満たしている.
問1 a2 を求めよ.
問2 bn= an+ 1- an (n =1 ,2 ,3 ,⋯ ) とするとき,数列 {bn } は公差が 1 の等差数列であることを示せ.
問3 数列 {an } の一般項を求めよ.
2001-11556-0102
【2】 正の実数 x に対して, a≦x< a+1 を満たす整数 a を [x] で表し,
f⁡(x )=x- [x]
と定める.次の問いに答えよ.必要ならば, 1.584<log 2⁡3 <1.585 を用いてよい.
問1 [ 73 ] ,[ log2⁡ ( 32 ) 4] ,[ log2⁡ 54 ] を求めよ.
問2 f⁡( log2⁡ 54 ) <f⁡ ( 73 )< f⁡( log2⁡ ( 32 )4 ) を示せ.
2001-11556-0103
【3】 AB=2 ,BC=3 の長方形 ABCD の内部に円 P と円 Q が含まれている.ただし,円 P は AB ,BC の 2 辺と,円 Q は CD ,DA の 2 辺とそれぞれ接している.また,円 P と円 Q は外接している.円 P の半径を p , 円 Q の半径を q とする.
問1 k=p+ q とおくとき, k の値を求めよ.
問2 p のとりうる値の範囲を求めよ.
問3 円 P の面積と円 Q の面積の和を S とするとき, S の最大値と最小値を求めよ.
2001-11556-0104
【4】 3 次関数 f⁡ (x)= x3+ 3⁢a⁢ x2+ 3⁢b⁢ x+1 は x= -1 で極大値をとる.
問1 f⁡(x ) が x= p で極小値をとるとき, b と p を a で表せ.
問2 f⁡(x ) の極大値と極小値の差が 12 のとき, a の値を求めよ.
2001-11556-0105
理・工・医学部
30点
【1】 2 次曲線 x2a 2+ y 2b2 =1 ( a>0 ,b>0 ) と x⁢ y=k (k >0 ) が第 1 象限に共有点をもち,その点における 2 つの曲線の接線が一致するとき, k およびその共有点の座標 ( x1, y1 ) を a ,b を用いて表せ.
2001-11556-0106
理・工・医(医)学部
【2】 空間内に 4 点 A( 0,0,1 ),B (2, 1,0) ,C( 0,2, -1) ,D( 0,2, 1) がある.
問1 点 C から直線 AB に下ろした垂線の足 H の座標を求めよ.
問2 点 P が xy 平面上を動き,点 Q が直線 AB 上を動くとき,距離 DP ,PQ の和 DP+ PQ が最小となる P ,Q の座標を求めよ.
2001-11556-0107
60点
【3】 次の問いに答えよ. e は自然対数の底とする.
問1 自然数 n に対して, Kn= ∫ 01⁡ xn⁢ ex⁢ dx とおくとき, K1 ,K2 , K3 を求めよ.
問2 関数 f⁡ (x)= x⁢ex と 2 次関数 g⁡ (x)= a⁢x2 +b⁢ x+c ( a ,b ,c は定数)に対して,定積分
I= ∫01 ⁡ {f⁡( x)-g⁡ (x)} 2⁢ dx
を考える. f⁡ (x) ,g⁡( x) が f⁡ (0)= g⁡(0 ), f⁡(1 )=g⁡ (1) を満たすとき, I は a の 2 次式 p⁢ a2+ q⁢a+ r ( p ,q ,r はいずれも a ,b , c に関係しない定数)で表される.このとき, p ,q の値を求め,さらに I を最小にする a の値を求めよ.ただし, r の値および I の最小値は求めなくてよい.
2001-11556-0108
【4】 xy 平面上で, y 軸と定点 A( a,0) (ただし, a>0 )からの距離の比が a: 1 となるような点 P の軌跡を考える.
問1 点 P の軌跡の方程式を求め, a がどのような値のときにその軌跡は双曲線,楕円,放物線になるかを調べよ.
問2 x 座標が 0≦ x≦a2 の範囲内にある点 P の軌跡と直線 x= a2 で囲まれた部分を x 軸の周りに 1 回転してできる回転体の体積を V とする.このとき,極限値
lima→ 0⁡ V π⁢a6
を求めよ.