Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2001年度一覧へ
大学別一覧へ
大阪府立大学一覧へ
2001-11561-0301
2001 大阪府立大学 後期
総合科学学部
130点
易□ 並□ 難□
【1】 xy 平面上に円 C1 :x2 +y2 -2⁢ x=0 ,C2 :x2 +y2 -x=0 がある.原点 O を除いた円 C1 上を動く点 P に対して, P と O を結ぶ直線と円 C2 の交点のうち O 以外の点を Q とし, O と x 軸に関して対称な点を Q′ とする.このとき,線分 P Q′ の中点 M の軌跡を表す方程式を求め,その概形を図示せよ.
2001-11561-0302
【2】(1) 行列の積について, ( ab cd )⁢ ( ef gh )= ( pq rs ) のとき,
(a⁢d -b⁢c )⁢(e ⁢h-f ⁢g)= p⁢s- q⁢r
が成り立つことを示せ.
(2) 行列 A= ( t-1 ss -21 ) ⁢( s+1 t -ts +3 ) が逆行列をもたないような s ,t に対して,つねに行列 B= ( 1a st +1 ) が逆行列をもつとする.このとき,定数 a の範囲を求めよ.ただし, s ,t , a は実数とする.
2001-11561-0303
140点
【3】 0≦t≦ 1 に対して, f⁡(t )= ∫0 1⁡ ex2 +| x-t| ⁢d x とおく.
(1) limt→ +0⁡ f′⁡ (t) =- f⁡(0 ), limt→ 1-0 ⁡f′ ⁡(t) =f⁡( 1) が成り立つことを示せ.
(2) 0<t< 1 に対して, f″⁡ (t)- f⁡(t ) を求めよ.
(3) f⁡(t ) が最小となるような t は, 0<t< 1 の範囲にただ 1 つ存在することを示せ.