2002 大学入試センター試験 追試験 数学I・数学IAMathJax

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2002 大学入試センター試験 追試験

数学I・数学IA共通

必答問題 〔2〕とあわせて配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

〔1〕  a0 として,次の二つの 2 次関数について考える.

y=a x2+ 2a x+a+ 6 (A)
y=x2 +b x+2 b6 (B)

(1) (A)のグラフの頂点は ( アイ , ) である.

(2) (B)のグラフを x 軸方向へ 1 y 軸方向へ p 平行移動したところ(A)のグラフに重なった.このとき

a= b= p=

である.

(3) (A)のグラフが x 軸と 2 P Q で交わり,線分 PQ の長さが 2 6 になるのは a= キク のときである.また,(B)のグラフと x 軸との交点を R S としたとき,線分 RS の長さが 26 以下になるのは

b

のときである.さらに,線分 RS の長さの最小値は である.

2002 大学入試センター試験 追試験

数学I・数学IA共通

必答問題 〔1〕とあわせて配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

〔2〕  A B の二人がそれぞれ袋をもっている. A の袋には黒玉が 3 個と白玉が 2 個, B の袋には黒玉が 2 個と白玉が 3 個入っている.

(1)  A B がそれぞれ自分の袋から 1 個ずつ玉を取り出す.同じ色の玉が取り出されれば A の勝ち,そうでなければ A の負けとする. A が勝つ確率は スセ ソタ である.

(2)  A B がそれぞれ自分の袋から同時に 2 個ずつ玉を取り出す.

 取り出した 4 個がすべて黒玉である確率は ツテト である.

 二人の取り出した黒玉の個数の合計が,偶数ならば A の勝ち,奇数ならば A の負けとする.ただし, 0 は偶数に含めるものとする. A が勝つ確率は ナニ ヌネ である. A が勝ったときは,二人の取り出した黒玉の個数の合計を A の得点とし, A が負けたときは, A の得点を −1 とする. A の得点の期待値は ノハ ヒフ である.

2002 大学入試センター試験 追試験

数学I

必答問題 配点30点

数学IA【2】〔2〕の類題

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】 鋭角三角形 ABC を底面とする四面体 ABCD において,

DA= 3 55 11 BC =3

であり, ABC の外接円の中心 O と点 D を通る直線は,底面に垂直で

tan DAO =2 cos AOB= 5 6

を満たしているとする.このとき,

cos DAO=

となり,円 O の半径は

ウエオ 11

となる.また,

AB= sin ACB= キク

で, CA= である.したがって, ABC の面積は

サシ 2

である.さらに,四面体 ABCD の高さ DO

スセソ タチ

であるから,体積は

ツテ

となる.

2002 大学入試センター試験 追試験

数学I

必答問題 配点30点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】(1)  540 を素因数分解すると 3 × 2 × である.

(2)  540 の正の約数は, 1 540 を含めて エオ 個あり,それらの和は カキクケ である.

(3)  540 との最小公倍数が 2700 である自然数は コサ 個ある.

(4)  540 以下の自然数のうち, 2 でも 3 でも割り切れないものは シスセ 個ある.さらに 540 との最大公約数が 1 であるものは ソタチ 個ある.

2002 大学入試センター試験 追試験

数学IA

必答問題 (2),〔2〕と合わせて配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔1〕

(1) 整式

を考える.このとき AB C

(a ) x3 +(b a+ ) x2 a bx b+

であり, AB C x についての 1 次式になるのは a= b= のときである.

  x= 3+13 2 とおくと A= カキ + 13 となる.

2002 大学入試センター試験 追試験

数学IA

必答問題 (1),〔2〕と合わせて配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔1〕

(2) 実数 p について次の条件を考える.

 次の について,下の 0 3 のうちから当てはまるものをそれぞれ一つずつ選べ.

(c)は(b)であるための

「(a)かつ(c)」は(d)であるための

(b)は(d)であるための

2002 大学入試センター試験 追試験

数学IA

必答問題 〔1〕と合わせて配点40点

数学I【2】の類題

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔2〕 鋭角三角形 ABC を底面とする四面体 ABCD において,

DA= 355 11 BC= 3

であり, ABC の外接円の中心 O と点 D を通る直線は,底面に垂直で

tan DAO =2 cos AOB= 5 6

を満たしているとする.このとき,

cos DAO=

であるから,円 O の半径は

セソタ 11

となる.また,

AB= sin ACB = ツテ

で, CA= である.さらに,四面体 ABCD の体積は

ニヌ

となる.

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数学IA

選択問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】  10 項からなる二つの数列

を横と縦に並べる.それぞれの数列から項を一つずつ選び,積を表にする.下にはその一部分が書かれている.

  2 4 6 8 10 12 14 16 18 20
2 4 8               40
4 8 16                
8                    
16                    
32                    
64                    
128                    
256                    
512                    
1024 2048                 20480

(1) 太枠内の一番上に現れる数の和 4+8+ +40 アイウ である.

(2) 太枠内の一番左に現れる数の和 4+8+ +2048 エオカキ である.

(3) 太枠内に現れるすべての数の和は クケコサシス である.

(4) 太枠内の左上から右下に向かう対角線の部分に現れる数の和を S とすると

S2 S= 22 +2 22 +2 23 +2 2 セソ 20 2 タチ

が成り立つので, S= ツテトナニ である.

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数学IA

選択問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】 三角形 ABC の外心を O とし,点 G は,外接円 O A を含まない弧 BC 上を動くとする. G から直線 AB BC CA に垂線をひき, AB BC CA との交点をそれぞれ D E F とする. A 90° の場合に 3 D E F の位置関係を調べよう.次の文章中の については, A G のうちから当てはまる文字を選べ.ただし,は,それぞれ解答の順序を問わない.

 まず, A は鋭角とする. 4 G E B D は,

GDB = アイウ =90 °

であるから,同一円周上にあり,したがって

BED= エオカ (1)

同じようにして, 4 G C F E も同一円周上にあるので

CEF = キクケ (2)

さらに,四辺形 ABGC は円 O に内接するから

DBG= GCF

これと BDG =GFC =90° から BGD CGF となり

BGD= CGF (3)

(1),(2),(3)から BED= コサシ が成り立つ.したがって, DEF= 180° となり, D E F は一直線上にある.

 次に, A が直角の場合を考える.このとき,四辺形 ADGF である.ただし, には,次の 0 3 の中から最もふさわしいものを選べ.

0  正方形   1  長方形   2  ひし形   3  平行四辺形

 したがって, DF= セソ である. DF が最大になるのは AG が円 O の直径になるときで,このとき点 D F は点 にそれぞれ一致する.また,このとき点 E は線分 BC に内分する. には下の 0 5 の中から当てはまるものを一つ選べ.

0 AB: AC 1 AC: AB 2 AB2: AC2
3 AC 2: AB2   4 ABAC: BC2   5 BC 2:AB AC

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数学IA

選択問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【5】 自然数 A に対して,次のような処理を行うプログラムを作った.なお, A けた 数を n とする.

処理(a)  A2 の下 n 桁が A と等しいかどうかを調べ,等しいときは次の 処理(b)に進み,異なるときは文字 F を表示し処理(b)を行わない.

(例: A=76 のとき, A2= 5776 の下 2 桁が 76 と等しいので,処理(b)を行う.)

処理(b)  n+1 桁の自然数 B で下 n 桁が A と等しく, B2 の下 n+1 桁が B と等しいものを求める.ただし,そのような B が存在しないときは 0 を表示する.

(例: A=76 のとき, B=376 は上の性質を満たす.実際, 376 は下 2 桁が 76 と等しく, B2= 141376 の下 3 桁が 376 と等しい.)

 以下のプログラムにおいて,INT(X) X をこえない最大の整数をあらわす.

(1) このプログラムを実行し,A = ? に対して, 2 を入力すると 行により と出力され, 5 を入力すると ウエ と出力される.

 また,このプログラムにおいて, 行から 行までは A の桁数を調べている.そして, 行から 行までが 処理(a)に, 行から 行までが処理(b)に対応している.ただし,上の ウエ 以外の解答欄については,次の 0 7 の中から最もふさわしいものを一つずつ選べ.

(2) A = ? に対して 376 を入力すると,130 行は 回実行される.

(3) このプログラムにおいて,210 行が実行されるとき,変数 C A の桁数 n を使って表すと に等しい.ただし, については次の 0 5 の中から適当なものを一つ選べ.



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