2002 上智大学 理工(機械・化学)学部2月11日実施MathJax

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2002 上智大学 理工学部

機械工学科・化学科

2月11日実施

易□ 並□ 難□

【1】 半径が 1 中心角が θ (0< θ π2 ) の扇形 AOB を考える.ただし O は原点で A( 1,0) AOB=θ B y 座標は正である.この扇形に内接する円の中心を P (x, y) とする.

(1)  θ= π3 のとき x= 1 y= 1 である.

(2) 一般に点 P は曲線 C

C: xm + y= 1 m=

の上にある.

(3) 点 P における曲線 C の接線を l とするとき, l x 軸および y 軸で囲まれた三角形の面積は 0< θ π2 の範囲では最小値 をとる.

(4) 曲線 C θ= π 3 のときの線分 OP および線分 OA で囲まれた図形を y 軸の周りに 1 回転してできる回転体の体積は π である.

2002 上智大学 理工学部

機械工学科・化学科

2月11日実施

易□ 並□ 難□

【2】 半径 1 の球面 A の内側にあり,すべての頂点が球面 A 上にある立方体 B 1 辺の長さは となる.球面 A の内側で,立方体 B の外側にある最大な球 C の半径は - となる.球面 A の内側で,立方体 B と球 C の外側にあり,球 C に接している最大な球の半径は, となる.

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機械工学科・化学科

2月11日実施

易□ 並□ 難□

【3】 実数 a に対し, z に関する方程式

z2- az+ a2- 3a= 0(*)

を考える.

(1) 方程式(*)が 2 つの異なる正の実数解を持つための条件は, <a< である.

 以後 a> の範囲で考える.このとき方程式(*)は 2 つの虚数解を持ち, z1 を虚部が正の解とする.

(2)  z1= x+i y x y は実数, i は虚数単位)とすると, x y

(x+ ) 2+ y2= 1

を満たす.

(3)  z1 の偏角を θ 1 0< θ1 <π とおくと

lima tanθ 1=

が成り立つ.

(4)  z1 4 が実軸上に存在するとき, a= である.

2002 上智大学 理工学部

機械工学科・化学科

2月11日実施

易□ 並□ 難□

【4】  n 1 以上の整数とし, 1 以上 n 以下の整数から重複を許して無作為に選んだ 4 つの値を x 1 y1 x2 y2 とする.座標平面上の 2 P (x 1,y 1) Q ( x2, y2 ) を考える.

(1)  |x1 -x2 | の期待値 an

an= (n + nk) k=

である.

(2)  ( x1- x2 )2 の期待値 bn

bn= ( nl- 1) l=

である.

(3) 線分 PQ を対角線とし,一辺が x 軸に平行な長方形の面積の期待値を R n 線分 PQ を直径とする円の面積の期待値を Sn とすれば,

S nRn = bn an2 π

limn S nRn = π

である.

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