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2002-13442-0201
2002 東京理科大学 理工学部B方式
情報科,工業化,機械工,土木工学科
(1)〜(4)合わせて配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章中の ア から ハ までに当てはまる数字 0 〜 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.
(1) a と k を定数とする連立方程式
{ 9⁢x -2⁢y =k⁢x a⁢ x+4⁢ y=k⁢ y
が, x=y (ただし x ,y は 0 でない)であるような解をもつのは, k= ア , a= イ のときである. a= イ とするとき, x≠y であるような解をもつのは, k= ウ のときである.このとき, x+y= 1 を満たす解は
( xy )= 1 エ ⁢ ( オ カ )
である.
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2002 東京理科大学 理工学部
(2) ( x420 - cx3 )4 の展開式における x 2 の係数が 6 となるとき,正の定数 c の値は キ ク である.このとき, x9 の係数は - 1 ケ コ サ である.
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(3) a= ∑r =060 ⁡ Cr 60 ,b= ∑ r=0 60⁡ r× Cr 60 , とする.ここに, Cr n = n!r !⁢( n-r) ! である. a の値は 2 の シ ス 乗である.また, r× Cr 60 = セ ソ × Cr-1 59 (ただし r =1 ,2 , ⋯ ,60 )が成り立ち, b の値は a の値の タ チ 倍である.さらに, k= ∑r =060 ⁡ 1r+1 × Cr 60 とすると, k= 1 ツ テ ⁢ ( ト ⁢ a- ナ ) である.
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(4) ある定数 a ,b ,c に対して
limx→ 0⁡ 4⁢a⁢ cos2⁡ x+4⁢ (1- 6⁢a) ⁢cos⁡x -16⁢a +bsin 4⁡x =c
が成り立つ.このとき, a= ニ ヌ ,b= ネ , c= ノ ハ である.
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30点
【2】 a>1 である定数に対して, xy 平面の点 (x ,y) が媒介変数 θ により
{ x=2 ⁢cosθ+ sin⁡θ y=cos ⁡θ+a ⁢sin⁡θ
と表されている. θ が 0≦ θ≦ π2 の範囲を動くとき,点 (x ,y) の描く曲線を C とする.
(1) x のとりうる値の範囲を求めよ.
(2) y のとりうる値の範囲を求めよ.
また,定数 k に対して, x+y= k で表される直線を l とする.
(3) 曲線 C と直線 l が共有点をもつような k の範囲を求めよ.
(4) a=5 のとき,曲線 C と直線 l が共有点を 2 つもつような k の範囲を求めよ.
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【3】 0 と異なる複素数 z= x+y⁢ i ( x , y は実数で i は虚数単位)に対して複素数 w を
w= 1z
とおく.
(1) w=u+ v⁢i ( u ,v は実数)とおくとき, x と y をそれぞれ u と v を用いて表せ.
(2) z=x+ y⁢i が 2⁢ x-2⁢ y=1 の関係を満たしながら動くとき,複素数 w 全体と原点 O からなる図形を C とする. C はどのような図形か.
(3) 複素数 α に対して複素数 β を
β= 2⁢α -(1 +2⁢i )α -(2 +i) (ただし α ≠2+i )
とする. α を β を用いて表せ.
(4) 複素数平面上の点 α が図形 C 上を動くとき,点 β はどのような図形を描くか.