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2003 東京工業大学 前期

配点60点

易□ 並□ 難□

【1】(1)  3 次関数 y= -x3 +ax 2+b x a >0 のグラフを C とする.原点を通る直線で, C とちょうど 2 点を共有するものを 2 本求めよ.

(2) (1)で求めた直線のうち,傾きの大きい方を l1 小さい方を l2 とする. C l1 が囲む部分の面積を S 1 C l2 が囲む部分の面積を S2 とおく.この二つの面積の比 S 1:S 2 を求めよ.

2003 東京工業大学 前期

配点60点

易□ 並□ 難□

【2】  2 辺の長さの比が 1: a a> 1 の長方形がある.この長方形から 1 本の線分にそって切ることにより正方形を取り去る.残った図形が正方形でなければ,再び同じ要領で正方形を取り去り,残りが正方形でない限りこの操作を続ける.例えば, a=3 a= 32 の場合はどちらも 2 回でこの操作は終わる.

(1)  3 回でこの操作が終わるような a の値をすべて求めよ.

(2)  n 回の操作で終わるような a の値の最大値と最小値を求めよ.

2003 東京工業大学 前期

配点70点

易□ 並□ 難□

【3】  ABC において,辺 AB の中点を M AC の中点を N とする.辺 AB x: 1-x 0 x<1 の比に内分する点 P と,辺 AC y:1- y 0 y<1 の比に内分する点 Q をとり,線分 BQ と線分 CP の交点を R とする.このとき, R AMN に含まれるような (x, y) 全体を xy 平面に図示し,その面積を求めよ.(ただし,辺 AB AC 0: 1 の比に内分する点とは,ともに点 A のこととする.)

2003 東京工業大学 前期

配点60点

易□ 並□ 難□

【4】 関数 fn (x ) n=1 2 を次の漸化式により定める.

f1 (x)= x2 fn +1 (x)= fn (x)+ x3 fn (2) (x)

ただし, fn (k) (x) fn (x ) の第 k 次導関数を表す.

(1)  fn (x) (n+ 1) 次多項式であることを示し, xn+ 1 の係数を求めよ.

(2)  fn (1) (0 ) fn (2) (0) fn (3) (0 ) fn( 4) (0) を求めよ.

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