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2003-10481-0101
2003 名古屋大学 前期
文科系,経済学部共通
経済学部は【3】で,【5】との選択
易□ 並□ 難□
【1】 ▵OAB の頂角 ∠O の二等分線と辺 AB との交点を P , 点 P から直線 OA へ下ろした垂線の足を Q とする.以下では, a→ =OA→ , b→ =OB→ とする.
(1) P は線分 AB を | a→ |: |b → | に内分する点であることを証明せよ.
(2) 線分の長さ OQ を a → ,b→ を用いて表せ.
2003-10481-0102
経済学部は【1】
【2】 放物線 C: y=a⁢ x2 ( a> 0) を考える.放物線 C 上の点 P (p ,a⁢p 2) ( p≠0 ) における C の接線と直交し, P を通る直線を l とする.直線 l と放物線 C とで囲まれる図形の面積を S⁡ (P) とする.
(1) 直線 l の方程式を求めよ.
(2) 点 P を p> 0 の範囲で動かす. S⁡(P ) が最小となるときの,直線 l の傾き m と S⁡ (P) を求めよ.
2003-10481-0103
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文科系
文科系は【4】との選択
【3】 n を自然数とするとき, m≦n で m と n の最大公約数が 1 となる自然数 m の個数を f⁡ (n) とする.
(1) f⁡(15 ) を求めよ.
(2) p ,q を互いに異なる素数とする.このとき f⁡ (p⁢q ) を求めよ.
2003-10481-0104
文科系は【3】との選択
経済学部は【2】
【4】 一つの箱の中に 1 から 10 までの数が書かれたカードが 4 枚ずつ計 40 枚入っている.この箱から k 枚( 3≦ k≦12 )のカードを同時に取り出す.このうちの 3 枚のカードが同じ数で残りはこれとは違う互いに異なる数となる確率を p⁡ (k) とする.
(1) p⁡(k ) を求めよ.
(2) 4≦k≦ 12 のとき, f⁡(k )= p⁢(k -1) p⁡(k ) を求めよ.
(3) p⁡(k ) を最大にする k の値を求めよ.
2003-10481-0105
経済学部
【1】(経済学部の【3】)との選択
【5】 a を 0 でない実数とする.座標平面上の点列 {P n( xn, yn )} (n =0 ,1 ,2 ,⋯ ) を次のように定める. (x n,y 0) =(0, 0) ,
( xn yn )= ( -2⁢a 2a 2⁢ a3- 3⁢a2 ) ⁢( x n-1 y n-1 )+ ( 1a ) (n =1 ,2 ,3 ,⋯)
(1) Pn (n ≧1) の座標を求めよ.
(2) Pn= P1 となる n≧ 2 が存在するための a の条件を求めよ.そのときの点列をすべて求めよ.
2003-10481-0106
理科系
【1】 2 次方程式 x2 -p⁢x -q=0 は実数解 α ,β を持つものとする.座標平面上の点列 { Pn (a n,b n) }( n=0 , 1, 2 ,⋯ ) を次のように定める. (a 0,b 0) =(0, 0),
( an bn ) =( q p p⁢q p2 +q )⁢ ( an- 1 bn -1 ) +( 1 α )( n= 1, 2, 3, ⋯)
(1) P2 ,P3 の座標を α のみを用いて表せ.
(2) Pn の座標を α のみを用いて表せ.
(3) n→∞ のとき, Pn (an ,bn ) がある点 P( a,b) に収束するための必要十分条件を α に関する条件として与え,その点 P (a, b) を求めよ.
2003-10481-0107
【2】 O を原点とする座標平面上の,半径 1 の円周 A: x2+ y2= 1 と直線 l: y=d ( 0< d<1 ) との交点を P , Q とする.円周 A 上の点 R (x, y) は y> d の範囲を動く.線分 OR と線分 PQ の交点を S , 点 R から線分 PQ へ下ろした垂線の足を T とするとき,線分 ST の長さの最大値を d を用いて表せ.
2003-10481-0108
【3】 サイコロを n 回投げて, 3 の倍数が k 回出る確率を P n⁡( k) とする.各 n について, Pn ⁡(k ) を最大にする k を N⁡ (n) とする.ただし,このような k が複数あるときは,最も大きいものを N⁡ (n) とする.
(1) Pn⁡ (k+1 )P n⁡( k) を求めよ.
(2) n≧2 のとき, N ⁡(n) n を最小にする n と,そのときの N ⁡(n) n の値を求めよ.
(3) limn→ ∞⁡ N ⁡(n) n を求めよ.
2003-10481-0109
【4】(b)との選択
【4】(a)(1) 平行四辺形 ABCD において, AB=CD =a, BC= AD=b , BD=c , AC=d とする.このとき, a2 +b2 = 12 ⁢ ( c2+ d2 ) が成り立つことを証明せよ.
(2) 3 つの正数 a ,b ,c (0 <a≦b ≦c ) が a 2+b 2>c 2 を満たすとき,各面の三角形の辺の長さを a ,b , c とする四面体が作れることを証明せよ.
2003-10481-0110
【4】(a)との選択
【4】(b) 各点で微分可能な関数 y= f⁡(x ) のグラフが右の図で与えられている.このとき, y=f ′⁡ (x ) と y= ∫ 0x⁡ f⁡(t )⁢dt のグラフの概形を解答欄の所定の位置に描け.また,そのようなグラフを描いたポイントを列挙して説明せよ.