2003 上智大学 理工(数・物・電)学部2月12日実施MathJax

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2003 上智大学 理工学部

数・物理・電気電子工学科

電気電子工学科は【2】

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【1】  xy= 1 x>0 で決まる xy 平面の曲線を C x y=1 x<0 で決まる曲線を D とし, a>1 とする. C 上の点 P ( a, 1a ) に最も近い D 上の点を Q ( b, 1b ) Q に最も近い C 上の点を R (c , 1c ) とする.

(1)  b= a である.

(2) 線分 PR と曲線 C で囲まれる部分の面積を S とすると

S= 12 ( a -a - ) -log a

である.

(3)  R0= R とおく.曲線 C 上の点 R 1 を,その点での C の接線の傾きが線分 P R0 の傾きに等しくなるように定める.以下帰納的に曲線 C 上の点 Rn を,その点での C の接線の傾きが,線分 P Rn-1 の傾きに等しくなるように定める. Rn x 座標 xn R x 座標 c を用いて x n=c tn と表すと

tn= 2 n +

である.

2003 上智大学 理工学部

数・物理・電気電子工学科

2月12日実施

電気電子工学科【3】の類題

易□ 並□ 難□

【2】  には下記の選択肢の中から適当なものを選んで,その番号で答えよ.

 列ベクトル

x=( x 1 x2 ) Y=( y 1 y2 )

に対して,

AX ,Y= ( x1 y1 x 2y 2 ) ΔX, Y= x1 y2- y1 x2

と定義する.

(1) 行列

B=( a bc d )

に対して

ΔX, BY +ΔB X,Y =Δ X,Y ( a+ b+ c+ d)

である.

(2)  ΔX, BY +ΔB X,Y =0 であり,行列 A X,Y が逆行列をもつものとする.このとき

B2= ( )

である.さらに B の成分はすべて整数があって

=1 0 a3 b c0

であるとする.このような行列 B 通りある.

選択肢:



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数・物理学科

2月12日実施

電気電子工学科【4】の類題

易□ 並□ 難□

【3】 赤,青,緑の玉がそれぞれ 2 個ずつ入った中の見えない袋がある. 2 人の人がそれぞれこのような袋を持ち 1 回に 1 個ずつ玉を取り出す.ただし取り出した玉はもとに戻さないものとする.

(1) 一方の人が 6 個の玉を全部取り出す取り出し方は, 通りある.ただし同じ色の玉は区別しない.

(2)  2 人の 1 回目に取り出した玉の色が同じであったとき, 2 人の 2 回目に取り出す玉の色がまた同じである確率は である.

(3)  2 人の 1 回目に取り出した玉の色が異なっていたとき, 2 人の 2 回目に取り出す玉の色が同じである確率は である.

(4)  1 回目も 2 回目も 2 人の取り出した玉の色が同じであったとき, 3 回目もまた同じである確率は である.

2003 上智大学 理工学部

数・物理学科

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【4】 ある光源が xy 平面の原点に置かれている.平面上の点 ( r cosα, rsin α) r> 0| α| π には, |α | π 4 ならば光があたっていてその明るさは

1 r2 cos 2α

であり, |α |> π 4 ならば光はあたっていない.

 この平面の,点 A( -1,0 ) を中心とする半径 a a >1 の円周上を,点 P が一定の速さで反時計回りに動いていて,単位時間あたり a だけ進んでいる.時刻 t= -t0 のときに点 P に光があたり始め, t=0 のとき (a- 1,0) の位置にあり, t=t 0 のときに光があたらなくなったとする.

(1)  t0 は次の式をみたす.

sin ( π -t0 ) = 1 a

ただし 0< < 12 とする.

(2) 時刻 t のとき,原点と点 P を結ぶ直線が x 軸となす角を α とすると

asin ( α- t)=sin ( α+ t)

である.

(3)  |t| t0 のとき,時刻 t における点 P の位置の明るさは次の式で与えられる.

1 (1 +a2 -2a cost )2 ( a2 cos2 t+ a cost+ a 2+ a+ )

2003 上智大学 理工学部

電気電子工学科

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【1】 複素数平面上の 3 z1 z2 z3 と, 0<t< 1 をみたす実数 t を考える. z1 z2 t: 1-t に内分する点を z4 とし, z4 z3 t: 1-t に内分する点を Zt で表す.

(1)  z1= 0 z2= 1 z3= i のとき, t 0< t<1 の範囲を動くときの Zt の軌跡を求め,複素数平面上に図示せよ.

(2)  α β を複素数とする.ただし α 0 とする.複素数平面上の点 z に対し,

f(z )=α z+β

とおく. wi= f(z i) i=1 2 3 とし, z1 z2 z3 から Zt を定めたのと同様にして w 1 w2 w3 から Wt を定める.このとき, f( Zt ) の軌跡と Wt の軌跡が一致することを示せ.

(3)  Zt= x+y i と表したとき,その軌跡が

y= 12 x2 -1 <x<1

となるような z1 z2 z3 を求めよ.

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電気電子工学科

2月12日実施

数・物理学科【2】の類題

易□ 並□ 難□

【3】  には下記の選択肢の中から適当なものを選んで,その番号で答えよ.

 列ベクトル

x=( x 1 x2 ) Y=( y 1 y2 )

に対して,

AX ,Y= ( x1 y1 x 2y 2 ) ΔX, Y= x1 y2- y1 x2

と定義する.

(1) 行列

B=( a bc d )

に対して

ΔX, BY +ΔB X,Y =Δ X,Y ( a+ b+ c+ d)

である.

(2)  ΔX, BY +ΔB X,Y =0 であり,行列 A X,Y が逆行列をもつものとする.このとき

B2= ( )

である.

選択肢:



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電気電子工学科

2月12日実施

数・物理学科【3】の類題

易□ 並□ 難□

【4】 赤,青,緑の玉がそれぞれ 2 個ずつ入った中の見えない袋がある. 2 人の人がそれぞれこのような袋を持ち 1 回に 1 個ずつ玉を取り出す.ただし取り出した玉はもとに戻さないものとする.

(1) 一方の人が 6 個の玉を全部取り出す取り出し方は, 通りある.ただし同じ色の玉は区別しない.

(2)  2 人の 1 回目に取り出した玉の色が同じであったとき, 2 人の 2 回目に取り出す玉の色がまた同じである確率は である.

(3)  2 人の 1 回目に取り出した玉の色が異なっていたとき, 2 人の 2 回目に取り出す玉の色が同じである確率は である.

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