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2003-13442-0301
2003 東京理科大学 理工学部B方式
物理,応用生物科,経営工学科
2月5日実施
(1)〜(3)合わせて配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章中の ア から マ までに当てはまる数字 0 〜 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.
(1) 2 つの曲線 C 1:y= sin⁡x ,C2 :y=cos ⁡x ( 0≦x≦ 2⁢π ) を考える. C1 と C 2 の交点の x 座標は π ア と イ ウ ⁢ π であり, C1 と C 2 で囲まれた図形の面積は エ ⁢ オ である.またこの図形の y ≧0 にある部分を x 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積は π カ ⁢ (π + キ ) となる.
2003-13442-0302
(2) 自然数 a , b に対し, a⋄b は a と b の公約数の個数を表すものとする.例えば, 6 と 10 の公約数は 1 と 2 の 2 つだから 6 ⋄10= 2 となる.また 8 ⋄12= ク となる.
以下 c は 100 以下の自然数とする.
c⋄15= 2 となる c の個数は ケ コ である.
c⋄20= 2 となる c の個数は サ シ であり,
c⋄20= 4 となる c の個数は ス である.
2003-13442-0303
(1)〜(3)と合わせて配点40点
(3) 複素数平面上に 2 点 P1 ⁡( z1) ,P 2⁡( z2 ) がある.原点 O と P 1 ,P 2 の 3 点は同一直線上にないものとする.線分 O P1 を 3 :1 に内分する点を Q1 ⁡( w1) , 線分 O P2 を 3 :2 に内分する点を Q2 ⁡( w2) , さらに P1 Q2 と P2 Q1 との交点を H ⁡(z ) とする. H が P1 Q2 を t :1-t に, P2 Q 1 を s :1-s に内分するとして z を z1 ,z2 を用いて表すと
z=( 1-t) ⁢z1 + セ ソ ⁢ t⁢ z2= タ チ ⁢ s⁢z1 +(1 -s)⁢ z2
となる.このとき t= ツ テ ト となるので
z= ナ ニ ヌ ⁢( ネ ⁢ z1+ z2)
と表される.いま, z1= 3⁢i として, P2 ⁡( z2 ) が中心 C ⁡(3 +5⁢i ), 半径 2 の円周上を動くとき,点 H ⁡(z ) は
中心 ノ ハ ヒ + フ ⁢ i , 半径 ヘ ホ マ
の円周上を動く.
2003-13442-0304
【2】 関数 f⁡ (x ) を
f⁡( x)= e-3 ⁢x⁢ sin⁡4⁢ x
と定める.また c を定数として g⁡ (x) =e- 3⁢x ⁢sin⁡( 4⁢x+c ) とおく.以下必要ならば定数 α を
cos⁡α= - 35 , sin⁡α= 45
を満たすものとして用いてよい.
(1) g⁡( x) の導関数 g′ (x ) を求めよ.
(2) g′( x) が f⁡ (x) の定数倍になるように c を定めて不定積分
∫ ⁡f⁡( x)⁢ dx
を求めよ.
(3) f⁡( x)≧ 0 となる x の範囲を求めよ.
(4) n=0 ,1 ,2 ,⋯ に対して,曲線 y= f⁡( x) と x 軸で囲まれた図形の
n2 ⁢ π≦x≦ n +12 ⁢ π ,y≧ 0
の部分にある面積 S n を求めよ.さらに lim k→∞ ⁡ ∑k =0k ⁡Sn を求めよ.
2003-13442-0305
30点
【3】 両端が放物線 y= x2 の上にある線分 AB の中点を P とする.点 A , B の x 座標をそれぞれ a , b とし, P の座標を ( p,q ) とする.
(1) p および q を, a と b を用いて表せ.
(2) 積 a⁢ b を, p と q を用いて表せ.
(3) 線分 AB の長さが 4 であるとき q を p の式で表せ.
(4) 線分 AB が長さを 4 に保って動くとき, q の最小値と,そのときの p の値を求めよ.