2004 大学入試センター試験 本試験 数学I/数学IAMathJax

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2004 大学入試センター試験 本試

数学I・数学IA共通

必答問題 [2]とあわせて配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

[1]  a を定数とし, 2 次関数

y= x2 +( 2 a 5) x 2 a2+ 5a+ 3

のグラフを C とする.

(1) グラフ C の頂点の座標は

( 2 a , −4 a2+ ウエ 4 )

である.

(2) グラフ C x 軸が異なる 2 点で交わるための a の範囲は

オカ < a< オカ

である.

(3)  a を満たす整数とする.このとき,グラフ C x 軸との二つの交点の x 座標がともに整数となるのは, a= または a= ケコ の場合であり,その場合に限る. a= ケコ のとき,交点の x 座標は サシ スセ である.ただし, サシ スセ は解答の順序を問わない.

2004 大学入試センター試験 本試

数学I・数学IA共通

必答問題 [1]とあわせて配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

[2] 一つのさいころを 2 回続けて投げ,出た目の数を順に a b とするとき, u= ab とおく.

(1)  u=1 である確率は である.

(2)  u>1 である確率は ツテ である.

(3)  u が整数になる確率は ナニ である.

(4)  T を次で定義する.

uが整数になる場合 { u が偶数ならば T=u u が奇数ならば T=1

u が整数にならない場合 T=0

 このとき, T の期待値は ヌネ ノハ である.

2004 大学入試センター試験 本試

数学I

必答問題 配点30点

数学IAの【2】[2]の類題

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】 平面上に 2 O P があり, OP=6 である.点 O を中心とする円 O と点 P を中心とする円 P 2 A B で交わっている.円 P の半径は 2 であり, AOP =45 ° である.このとき,円 O の半径は

+ または

である.

 以下,円 O の半径が のときを考える.

  AB=

である.よって,四角形 AOBP の面積は

である.

  cos APB=

であるから, APB= ケコ ° である.扇形 PAB 扇形 OAB の面積を計算することにより,円 O の内部と円 P の内部の共通部分の面積は

3 6 π ( )

であることがわかる.

2004 大学入試センター試験 本試

数学I

必答問題 配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

map

【3】 図のように,東西にはしる道が 4 本,南北にはしる道が 4 本ある.

(1)  A 地点から B 地点に行く経路のうち最短の経路は アイ 通りある.

(2)  A 地点から B 地点に行き,続いて C 地点に行く経路のうち最短の経路は ウエ 通りある.ただし, A 地点から B 地点に行くときに C 地点を通ることがあってもよい.

(3)  A 地点から C 地点と D 地点の両方を通って B 地点に行く経路のうち最短の経路は 通りある.

(4)  A 地点から  B 地点に行く最短の経路のうち, C 地点と D 地点の少なくとも一つの地点を通るものは カキ 通りある.

(5)  A 地点から C 地点と D 地点の両方を通って B 地点に行き,続いて B 地点から C 地点も D 地点も通らずに A 地点にもどる経路のうち,最短の経路は クケ 通りある.

2004 大学入試センター試験 本試

数学IA

必答問題 [2]とあわせて配点40点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

[1]  m n を整数とする. x の整式

A=x3 +m x2+ nx+ 2m+ n+1

を考える.

(1)  x の整式 B

B=x2 2 x−1

とする. A B で割ると,商 Q と余り R はそれぞれ

Q=x+ (m+ )

R=(2 m+n + ) x +( 3m+ n+ )

である.

 また, x=1+ 2 のとき, B の値は であり,さらにこのとき, A の値が −1 であるならば, m n は整数だから,

m= n= カキ

である.

(2) 次の に当てはまるものを,下の 0 5 のうちから一つ選べ.

  x がどのような奇数であっても A の値が常に偶数になるための必要十分条件は となることである.



2004 大学入試センター試験 本試

数学IA

必答問題 [1]とあわせて配点40点

数学I【2】の類題

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

[2] 平面上に 2 O P があり, OP=6 である.点 O を中心とする円 O と点 P を中心とする円 P が, 2 A B で交わっている.円 P の半径は 2 であり, AOP= 45° である.このとき,円 O の半径は

+ または

である.

 以下,円 O の半径が のときを考える.

  AB=

である.

 また, OA A 側への延長と円 P との交点を C とするとき,三角形 ABC について,

BAC= スセソ ° BC=

である.

2004 大学入試センター試験 本試

数学IA

選択問題 (2)とあわせて配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】

(1) 整数からなる等比数列 {an } が, a1+ a2=32 a4 +a5 =864 を満たしている.このとき,

an= n 1

であり,

k=1 n( ak+ 4k 2) = n + n2

となる.

2004 大学入試センター試験 本試

数学IA

選択問題 (1)とあわせて配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】

(2) 分数 9 37 を小数で表したときに小数第 n 位に現れる数を bn とする.すべての自然数 n に対して bn+ p= bn となる最小の自然数 p であり,

k=1 100 bk= クケコ

である.

2004 大学入試センター試験 本試

数学IA

選択問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

square

【4】  1 辺の長さが 1 の正方形 ABCD の辺 BC 1:3 に内分する点を E とする. D を中心とする半径 1 の円と,線分 DE との交点を F とする.点 F におけるこの円 D の接線と辺 AB BC との交点をそれぞれ G H とする.さらに直線 GE と直線 BD との交点を I とする. には,次の 0 F のうちから正しいものを一つずつ選べ.

  • 1 EH
  • 1 FD
  • 2 FE
  • 3 GE

  • 4 GF
  • 5 GH
  • 6 GI
  • 7 GJ

  • 8 IE
  • 9 JB
  • A BEI
  • B BIE

  • C EBI
  • D EFG
  • E FEG
  • F FGE


(1) 点 I BGH の内心であることを示す. E BC 1:3 に内分するから

EC=

である. ECD において三平方の定理(ピタゴラスの定理)を用いれば

ED=

となる.よって EF= である.

  GBE GFE は直角三角形で,斜辺 GE を共有し, BE= であるから GBE GFE が成り立つ.ゆえに BGE= となる.一方,

GBI= 45°=

であるから I BGH の内心であることがわかる.

(2) 次に, BGH の内接円 I の半径 r を求める. GA=GF =GB なので, G AB の中点であることがわかる. I から GB に下ろした垂線と GB との交点を J とする. JI= =r であって JI BE であるから

GB:BE= :JI

が成り立つ.ゆえに r= となる.

2004 大学入試センター試験 本試

数学IA

選択問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【5】 次のプログラムを考える.ただし,120 行の THEN の後は,コロン「 ; 」で区切られた複数の命令をその順に実行させるものである.

  • 100 INPUT "A = ";A
  • 110 INPUT "B = ";B
  • 120 IF B <= 0 THEN PRINT "B <= 0 です.終了します. " : GOTO 240
  • 130 X = 0
  • 140 Y = A
  • 150 IF A < 0 THEN GOTO 200
  • 160 IF Y < B THEN GOTO 230
  • 170 X = X + 1
  • 180 Y = Y - B
  • 190 GOTO 160
  • 200 X = X - 1
  • 210 Y = Y + B
  • 220 IF Y < 0 THEN GOTO 200
  • 230 PRINT "X " ; X ; ", Y " ; Y ; " です. "
  • 240 END

(1) A = ? に対して 50 B = ? に対して 11 を入力すると,170 行は 回,210 行は 回実行され,

X は ,Y は です.

と表示される.

(2) A = ? に対して −50 B = ? に対して 6 を入力すると,170 行は 回,210 行は 回実行され,

X キク Y です.

と表示される.

(3) A = ? に対して 14.9 B = ? に対して 2.5 を入力すると,X の値として

X は

と表示され,その右に Y の値として表示される数を既約分数で表すと サシ となる.

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