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2004 東京大学 前期

文科・理科共通

易□ 並□ 難□

【1】  xy 平面の放物線 y= x2 上の 3 P Q R が次の条件をみたしている.

  PQR は一辺の長さ a の正三角形であり,点 P Q を通る直線の傾きは 2 である.

 このとき, a の値を求めよ.

2004 東京大学 前期

文科

易□ 並□ 難□

【2】  a を正の実数とする.次の 2 つの不等式を同時にみたす点 (x ,y) 全体からなる領域を D とする.

 領域 D における x+ y の最大値,最小値を求めよ.

2004 東京大学 前期

文科

理科【4】の類題

易□ 並□ 難□

【3】 関数 f (x) g (x) h (x) を次で定める.

 このとき,以下の問いに答えよ.

(1)  a を実数とする. f(x )=a をみたす実数 x の個数を求めよ.

(2)  g(x )=0 をみたす実数 x の個数を求めよ.

(3)  h(x )=0 をみたす実数 x の個数を求めよ.

2004 東京大学 前期

文科

理系【6】の類題

易□ 並□ 難□

【4】 片面を白色に,もう片面を黒色に塗った正方形の板が 3 枚ある.この 3 枚の板を机の上に並べ,次の操作を繰り返し行う.

 さいころを振り,出た目が 1 2 であれば左端の板を裏返し, 3 4 であればまん中の板を裏返し, 5 6 であれば右端の板を裏返す.

 たとえば,最初,板の表の色の並び方が「白白白」であったとし, 1 回目の操作で出たさいころの目が 1 であれば,色の並び方は「黒白白」となる.さらに 2 回目の操作を行って出たさいころの目が 5 であれば,色の並び方は「黒白黒」となる.

(1) 「白白白」から初めて, 3 回の操作の結果,色の並び方が「黒白白」となる確率を求めよ.

(2) 「白白白」から初めて, n 回の操作の結果,色の並び方が「黒白白」または「白黒白」または「白白黒」となる確率を p n とする.

  p2 k+1 k は自然数)を求めよ.

注意:さいころは 1 から 6 までの目が等確率で出るものとする.

2004 東京大学 前期

理科

易□ 並□ 難□

【2】 自然数の 2 乗になる数を平方数という.以下の問いに答えよ.

(1)  10 進法で表して 3 桁以上の平方数に対し, 10 の位の数を a 1 の位の数を b とおいたとき, a+b が偶数となるならば, b 0 または 4 であることを示せ.

(2)  10 進法で表して 5 桁以上の平方数に対し, 1000 の位の数, 100 の位の数, 10 の位の数,および 1 の位の数の 4 つのすべてが同じ数となるならば,その平方数は 10000 で割り切れることを示せ.

2004 東京大学 前期

理科

易□ 並□ 難□

【3】 半径 10 の円 C がある.半径 3 の円板 D を,円 C に内接させながら,円 C の円周に沿って滑ることなく転がす.円板 D の周上の一点を P とする.点 P が,円 C の円周に接してから再び円 C の円周に接するまでに描く曲線は,円 C 2 つの部分に分ける.それぞれの面積を求めよ.

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理科

文科【3】の類題

易□ 並□ 難□

【4】 関数 f n( x) n=1 2 3 を次のように定める.

 以下同様に, n3 に対して関数 f n( x) が定まったならば,関数 f n+1 ( x)

fn+ 1 (x)= { fn (x) } 3-3 fn (x )

で定める.

 このとき,以下の問いに答えよ.

(1)  a を実数とする. f1 (x)= a をみたす実数 x の個数を求めよ.

(2)  a を実数とする. f2 (x)= a をみたす実数 x の個数を求めよ.

(3)  n 3 以上の自然数とする. fn (x)= 0 をみたす実数 x の個数は 3 n であることを示せ.

2004 東京大学 前期

理科

易□ 並□ 難□

【5】  r を正の実数とする. xyz 空間内の原点 O (0, 0,0 ) を中心とする半径 1 の球を A P (r, 0,0 ) を中心とする半径 1 の球を B とする.球 A と球 B の和集合の体積を V とする.ただし,球 A と球 B の和集合とは,球 A または球 B の少なくとも一方に含まれる点全体よりなる立体のことである.

(1)  V r の関数として表し,そのグラフの概形をかけ.

(2)  V=8 となるとき, r の値はいくらか.四捨五入して小数第 1 位まで求めよ.

注意:円周率 π 3.14 <π< 3.15 をみたす.

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理科

文科【4】の類題

易□ 並□ 難□

【6】 片面を白色に,もう片面を黒色に塗った正方形の板が 3 枚ある.この 3 枚の板を机の上に並べ,次の操作を繰り返し行う.

 さいころを振り,出た目が 1 2 であれば左端の板を裏返し, 3 4 であればまん中の板を裏返し, 5 6 であれば右端の板を裏返す.

 たとえば,最初,板の表の色の並び方が「白白白」であったとし, 1 回目の操作で出たさいころ目が 1 であれば,色の並び方は「黒白白」となる.さらに 2 回目の操作を行って出たさいころの目が 5 であれば,色の並び方は「黒白黒」となる.

(1) 『白白白」から始めて, 3 回の操作の結果,色の並び方が「黒白白」となる確率を求めよ.

(2) 「白白白」から始めて, n 回の操作の結果,色の並び方が「白白白」または「白黒白」となる確率を求めよ.

注意:さいころは 1 から 6 までの目が等確率で出るものとする.

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